ツイートが原作の映画『Zola』米予告編 ─ ライリー・キーオが売春斡旋などで大金を稼ぐ
『ローガン・ラッキー』(2017)『アンダー・ザ・シルバーレイク』(2018)などのライリー・キーオ主演、気鋭の映画会社「A24」による新作映画『Zola(原題)』より、米国版予告編が公開された。『スプリング・ブレイカーズ』(2012)『フロリダ・プロジェクト』(2017)『アンカット・ダイヤモンド』(2019)を彷彿とさせるような仕上がりに注目だ。
2020年サンダンス映画祭で初上映された本作の基になったのは、2015年にTwitterを通じて世界中で話題を呼んだひとつの投稿。それはフーターズのウェイトレスだった、20歳の女性によるものだ。映画では、ウェイトレスのゾラが、とあるストリッパーのステファニーとの偶然の出会いから始まる物語が描かれる。ふたりはすぐに意気投合して、ゾラはステファニーから大金を一緒に稼ぐために、フロリダでのダンスパーティに参加するよう誘われる。怪しみながらも参加することを決意したゾラだったが、2日間の旅には、想像を絶するような出来事が待ち受けていた。
公開された予告編は、「このビッチとなぜ仲違いしたのか聞きたい?長いけど、サスペンスに満ちあふれている」というゾラのナレーションとともに、フロリダの悪夢の旅が幕を開ける。「このビッチが取るすべての行動を見届けて」。そこから出会ったばかりのステファニーにつれられて、ゾラはストリップ、ギャングとの接触から売春斡旋、殺人など様々な危険にさらされていく。「ダンスをしにきただけなのに」「もうあなたと一緒にセックスはしない」など、ゾラは参加したことを後悔しながらも、この悲惨な状況から脱却しようと努めるが……。
出演者には、ライリー・キーオがステファニー役、『マ・レイニーのブラックボトム』(2020)のテイラー・ペイジがゾラ役として名を連ねている。監督・脚本は、「アトランタ」(2016-)『Lemon(原題)』のジャニツァ・ブラボー。2021年夏に米国公開予定だ。
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