THE RIVER夕刊号では、その日の記事にはあげられなかったけれど注目しておきたいニュースや話題をまとめてお届け。2021年6月22日のトピックはこちら！

『ザ・バットマン』7月に追加撮影

ロバート・パティンソン主演、マット・リーヴス監督による『ザ・バットマン』が、2021年7月に英グラスゴーにて追加撮影を行うようだ。参加するのはパティンソンとペンギン役のコリン・ファレル。主撮影は2021年3月に完了していた。米公開は2022年3月4日を予定。

Source:Daily Record

タイカ・ワイティティ製作の海賊コメディ、「ゲースロ」ホーダー役ら新キャスト

タイカ・ワイティティが製作総指揮を務める米HBO Max製作・配信の海賊コメディシリーズ「Our Flag Means Death（原題）」に、新キャストが発表された。「ゲーム・オブ・スローンズ」（2011-2019）ホーダー役で知られるクリスチャン・ナイアン、『007』シリーズのタナー役で知られるロリー・キニア、『さらば!2020年』（2020）のサムソン・カヨ、「チェルノブイリ ーCHERNOBYLー」（2019）のコン・オニール、「Bloods（原題）」（2021）のネイサン・フォード、「ヴィダ 故郷の母が遺したもの」（2018-）のヴィコ・オーティズの6名。カリブ諸島に位置する島国バルバドスに実在した海賊スティード・ボネットの冒険に着想を得た作品となる。ワイティティ監督はエピソード監督も兼任する。

Source: Deadline

『ミッドサマー』アリ・アスター＆ホアキン・フェニックス新作、キャスト4名追加発表

『ミッドサマー』（2020）アリ・アスター監督、ホアキン・フェニックス主演最新作『Disappointment Blvd.（原題）』に、アニメ『ライオン・キング』シリーズやブロードウェイでおなじみのネイサン・レイン、『ラスト・クリスマス』（2019）パティ・ルポーン、『素晴らしきかな、人生』（2016）カイリー・ロジャーズ、『ブリッジ・オブ・スパイ』（2015）エイミー・ライアンがキャストとして加わった。A24が贈る本作の物語は依然として多く明かされていないが、史上最も成功した起業家の数十年にわたる深い出来事を描く内容になるという。2021年夏に撮影開始。

Source: Deadline

クリストフ・ヴァルツ＆ウィレム・デフォー、西部劇スリラーで共演

『イングロリアス・バスターズ』（2009）のクリストフ・ヴァルツと、『スパイダーマン』シリーズのウィレム・デフォーが、『ストリート・オブ・ファイヤー』（1984）のウォルター・ヒル監督が手掛ける新作映画『 Dead For a Dollar（原題）』で共演する。1897年、米ニューメキシコ州の領地だった都市チワワ（現メキシコ領）を舞台に、賞金稼ぎの男マックス・ボーランド（ヴァルツ）の物語が描かれる。デフォーは、マックスと対峙することになるプロのギャンブラー、ジョー・クリビンスを演じるという。ヒル監督は脚本を兼任する。なお、ヴァルツの西部劇出演は、2012年公開の映画『ジャンゴ 繋がれざる者』以来。

Source: Deadline

『RAW』ジュリア・デュクルノー監督最新作、米予告編

世界各国で行われた映画祭では、失神者まで現れたという映画『RAW～少女のめざめ～』（2016）。そんな衝撃作を手がけたジュリア・デュクルノーによる新作映画『Titane（原題）』より米国版予告編が公開された。ある税関検査官が、顔に傷にある若い男を拾ったところから物語が始まる。アドリアン・ルグランと名乗る青年は、10年前に行方不明になった子供だった。彼の父親であるヴィンセントは、これで長い悪夢が終わったと思い、彼を家に連れて帰った。同じ頃、連続殺人事件が発生し、地域は緊迫状態。そして車のショールームでモデルをしていたアレクシアは、理想的な犠牲者の特徴をすべて備えていた……。一体どんな物語が展開されるか予想もつかないが、予告編からも垣間見えるように、さまざまなキャラクター、ストーリーが交錯する内容となっているのかもしれない。米国配給を担当するのは、『パラサイト 半地下の家族』（2019）『燃ゆる女の肖像』（2019）などのNEON。カンヌ国際映画祭（2021年7月6日〜17日）にてお披露目を迎えた後、米国で公開されるとのことだ。