THE RIVER夕刊号では、その日の記事にはあげられなかったけれど注目しておきたいニュースや話題をまとめてお届け。2021年7月16日のトピックはこちら！

Amazon「モダン・ラブ 」シーズン2予告編が公開

米Amazon製作のロマンティック・コメディ「モダン・ラブ 〜今日もNYの街角で〜」シーズン2の予告編が公開となった。現代のニューヨークを舞台に、思いも寄らない人物との友情や繰り返される失恋、節目を迎えた結婚生活などが温かく描かれるアンソロジー・シリーズ。シーズン1ではアン・ハサウェイの出演も話題を集めた。シーズン2でも、「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントンや『ボヘミアン・ラプソディ』（2018）ルーシー・ボイントンら個性豊かなキャストが集結。2021年8月13日より配信だ。

『フロリダ・プロジェクト』監督新作、本編映像が米公開

『タンジェリン』（2015）『フロリダ・プロジェクト』（2017）のショーン・ベイカーによる待望の最新作『Red Rocket（原題）』より、本編映像が米国公開された。カンヌ国際映画祭（2021年7月6日〜17日）、コンペティション部門に出品されている本作は物語の詳細こそ不明だが、ダークコメディであることが以前より伝えられている。主演は、「ジャック&ジル」（1999-2001）などのサイモン・レックス。脚本は『タンジェリン』『フロリダ・プロジェクト』などベイカー監督の右腕的存在である、クリス・バーゴッチが共同執筆した。撮影監督は、『イット・カムズ・アット・ナイト』（2017）『WAVES／ウェイブス』（2019）など、息を呑むような瞬間と登場人物の感情を見事に表現してきたドリュー・ダニエルズだ。

ハーヴェイ・ワインスタイン性犯罪暴いたNY記者描く映画、2022年11月米公開へ

ハリウッドのプロデューサーとして知られるハーヴェイ・ワインスタインの性犯罪を暴いたNew York Timesの女性記者2人に焦点を当てた新作映画『She Said（原題）』の米公開日が、2022年11月18日に決定した。2人の記者ミーガン・トゥーイーとジョディ・カンターを演じるのは、『プロミシング・ヤング・ウーマン』（2020）のキャリー・マリガンと、『ルビー・スパークス』（2012）のゾーイ・カザン。ふたりはポール・ダノ初監督作『ワイルドライフ』（2018）以来のタッグとなる（キャリーは主演、ゾーイは脚本）。本作は、ミーガンとジョディによる共著『She Said』を原作に、ワインスタイン事件にまつわる真実が明かされていく。監督は、「アンオーソドックス」（2020-）のマリア・シュラーダー、脚本は『イーダ』（2013）のレベッカ・レンキェヴィチ。

Source: Deadline

現代風『ロミオとジュリエット』ロミオ役に『ウエスト・サイド・ストーリー』俳優

20世紀スタジオによる新作映画『Rosaline（原題）』のロミオ役にスティーブン・スピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』に出演する俳優カイル・アレンが抜擢された。本作は、ウィリアム・シェイクスピアによる『ロミオとジュリエット』をコメディタッチで現代風に置き換えた作品。ロミオの元恋人であり、ジュリエットのいとこでもあるロザラインの視点から、有名な恋物語が紐解かれていく。ロザライン役を演じるのは、『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』（2019）などのケイトリン・ディーヴァー。ジュリエット役は『ボーダーライン：ソルジャーズ・デイ』（2018）のイザベラ・モナーが演じる。監督は『ストレンジ・フィーリング アリスのエッチな青春白書』（2019）のカレン・メーンが、脚本は『（500）日のサマー』（2009）スコット・ノイスタッター＆マイケル・H・ウェバーが担当。製作には、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」（2017-）『フリー・ガイ』（2021）などのショーン・レヴィが就任している。

Source: Deadline

アスガー・ファルハディ最新作、本編映像が米公開

『セールスマン』（2016）などのアスガー・ファルハディ監督最新作『A Hero（英題）』より本編映像が米国公開された。カンヌ国際映画祭（2021年7月6日〜17日）、コンペティション部門に出品されている本作の主人公ラヒムは、返済できない借金のために刑務所に入っている。2日間の休暇を利用して、債権者に代金の一部支払いに対する訴えを取り下げるよう説得しようとするも、事は思うように運ばないという筋書きだ。

Source: The Playlist