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【ネタバレ】「コブラ会」シーズン3、『ベスト・キッド』以来の登場果たした主人公の〇〇〇、実現の鍵は「ザ・ボーイズ」だった

コブラ会
Mark Hill/YouTube Originals/Sony Pictures Television

この記事には、「コブラ会」シーズン3のネタバレが含まれています。

『ベスト・キッド』のダニエル・ラルーソー(ラルフ・マッチオ)と“宿敵”ジョニー・ロレンス(ウィリアム・ザブカ)の30年後を描いた本シリーズのシーズン3で再登場を果たした人物とは、ジョニーの元カノとして映画版に登場したアリ・ミルズだ。同作で女優としての注目を浴び、『バック・トゥ・ザ・フューチャー 』シリーズのジェニファー役としても知られるエリザベス・シューが演じている。

全10話構成のシーズン3で、アリが登場するのは第9話と最終話。ジョニーは、ホリデーシーズンに街に帰ってきていたアリから、Facebookを通してランチに誘われる。恋仲にあるカルメンの存在もあり葛藤するジョニーだが、結局アリの誘いを受けることに。こうして2人は高校3年生ぶりの再会を果たしたのだ。アリ再登場の瞬間を目の当たりにしたファンは、さぞ胸を躍らせたことだろう。

それではなぜ、シュー演じるアリ復活の実現を「ザ・ボーイズ」がアシストするということに至ったのだろうか。その大きな理由は、シューが「ザ・ボーイズ」シーズン1のメインキャラクターとして出演しているからなのだが、果たしてその具体的な経緯とは…?

シーズン3配信開始翌日の1月2日にEntertainment Weeklyのインタビューに応じたシュー。彼女の説明を追っていくと、実際の立役者となったのは「ザ・ボーイズ」でエピソード監督を務めたダン・トラクテンバーグであることが分かってきた。シューは「正直に言えば、『コブラ会』への出演は全く考えていなかった」としながら、「『ザ・ボーイズ』のお仕事をしていた時に全てが始まったんです」と語り始める。

「「ザ・ボーイズ」の撮影現場に行った時、ダン(・トラクテンバーグ)が近くに来て“『コブラ会』に出るんですよね?”って言ってきたんです。それで私は、“え?知らないですよ。良い考えだと思います?”って答えました。そしたら彼は、“良い考えかって?あなたは『コブラ会』に出なきゃだめですよ”って言ってきたんです。“なんでそんなに重要なの?”と私が聞くと、彼は“『ベスト・キッド』が僕にとってどれだけ重要なのか分かっていませんね”って。」

その後、トラクテンバーグ監督は、『ベスト・キッド』の素晴らしさや「コブラ会」の大ファンであることをシューに熱弁。そして、シュー再演の決め手となったであろう言葉をトラクテンバーグが口にしたのだ。シューは以下のように続ける。

「壊滅的なことになる。彼は“壊滅的(devastating)”という言葉を繰り返していました。もし私が出演しなかったら、『ベスト・キッド』のファンや思い出にとって壊滅的なことになるって。

シューは、トラクテンバーグ監督の熱い想いに心を打たれたのだろう、「まあ!わかりました」と当時の自身の反応を振り返った。その後、シューは「コブラ会」のプロデューサーを務めるジョン・ハーウィッツとヘイデン・シュロスバーグらと話し合いの場を設けたのだという。「彼らもダンと同じで『ベスト・キッド』の大ファンで、このシーズンでアリを復帰させたがっていました」とシュー。「再会のためのシーズンだったんでしょうかね、“必要なことは何でもしますよ”って言いました」。

こうしてアリの再登場が実現したわけだが、そのきっかけを作ったトラクテンバーグ監督は、シューが明かしたこのエピソードを知っているのだろうか。仮に知らなかった場合、トラクテンバーグ監督がどのような反応を見せるのかは非常に気になるところだが…。

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Source: Entertainment Weekly

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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