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「デアデビル」が米Netflixでランキング急上昇、他のマーベル作品の影響か

Marvel デアデビル
Patrick Harbron/Netflix

この記事には、本記事時点までのマーベル・シネマティック・ユニバース作品のネタバレが含まれています。

「Marvel デアデビル」は、盲目の弁護士マット・マードックが超人的な感覚を武器に、真紅のコスチュームに身を包んだ“デアデビル”として、ニューヨークのスラム街、ヘルズキッチンに蔓延る犯罪に立ち向かっていく姿がダークに描かれる人気シリーズ。

ニールセンの調べによると、2021年12月20日~26日までの視聴時間ランキングで、「デアデビル」が8位にランクインしている。3年以上前にファイナルシーズンがリリースされたシリーズが、「なぜ、今になって?」と思う人がいるかもしれない。だがマーベル作品のファンならば、その理由にピンとくるはずだ。

まず、2022年12月22日に最終話が配信されたディズニープラス(Disney+)のマーベルドラマ「ホークアイ」に、「デアデビル」に登場しているキャラクター、キングピン/ウィルソン・フィクス役でヴィンセント・ドノフリオがカムバックしていることが理由の一つだと考えられる。2つ目の理由は、アメリカで2021年12月17日に公開された『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に、デアデビル/マット・マードック役で主演したチャーリー・コックスが超サプライズのカメオ出演を果たしたからだろう。

キングピンを演じるドノフリオとデアデビル役のコックスがMCU作品に登場したことで、Netflix製作によるマーベル・ドラマユニバースとMCUの世界が初めて大々的にクロスオーバー。その画期的な“事件”に、世界中のマーベル&スーパーヒーロー・ファンが胸熱になってしまったことは言うまでもない。

将来的に、コックスもドノフリオも何らかの形でMCU作品に登場することが期待されていることもあり、おさらいの意味を込めて「デアデビル」へ戻った人もいるのでは。また、『ノー・ウェイ・ホーム』にコックスが現れた時の劇場のどよめきに「なぜ?」と思った観客がデアデビル&コックスについて知り、Netflixのドラマシリーズを観賞したのかもしれない。そういった諸々の動きにより、「デアデビル」の視聴時間が激増したのではないだろうか。

今後は、「デアデビル」だけでなく、Netflixのマーベル・ドラマユニバースに属する「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」、「Marvel ルーク・ケイジ」、「Marvel アイアン・フィスト」、「Marvel パニッシャー」のキャラクターがMCUに参戦する可能性もありそう。これらの作品もランキングのトップ10に顔を出す可能性は十分ありそうだ。

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Source:Deadline

Writer

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。