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ジョニー・デップ、日本のファンに動画メッセージ ─ 「長年、私を応援してくれて本当にありがとう」

「ハロージャパン、こんにちは。ジョニー・デップです」。ジョニー・デップより、日本にいるファンに向けてのメッセージ動画が届けられた。最新作『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』公開を記念しての映像だ。

「何よりもまず長年に渡り、私を応援してくれて本当にありがとうございます」とファンへの感謝を述べるデップ。「本作のプロモーションのために日本に居られず残念ですが、日本公開を私も楽しみにしています」と語り、「本作を楽しんでもらい、何か受け取ってもらえると嬉しいです」。最後には「ありがとう。お元気で」と思いを伝えた。

『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』は18世紀のフランス・ヴェルサイユの宮廷を舞台に、ルイ15世の最後の愛人となった“デュ・バリー夫人”ことジャンヌ・デュ・バリーの愛と波乱に満ちた生涯を描いた本格派エンタテインメント。実際の舞台となるヴェルサイユ宮殿にて大規模撮影が遂行され、シャネルが本作のためにデザインした衣装を提供し、贅を尽くしたフランス宮廷を見事に再現した。

フランス国王史上一の美男にして問題児、“最愛王”の異名をもつルイ15世をジョニー・デップが自身初の全編フランス語で挑む。『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』(2015)の監督で知られるマイウェンが監督と脚本を手がけ、自ら主人公のジャンヌ・デュ・バリー役を演じた。本年度カンヌ国際映画祭オープニング作品にして、本国フランスで大ヒットを記録した話題作。

ジョニーが演じたフランス国王ルイ15世は、圧倒的な存在感を放ち、視線で語りかけるようなキャラクターだ。沈黙と視線が、発する言葉と同じくらい雄弁な人物でいうと、ジョニーが今まで演じてきた「シザーハンズ」などのキャラクラーと近い部分がある。

ジョニーにルイ15世を演じるにあたり参考にした人物を聞いてみると、次のように答えてくれた。「ルイ 15 世を演じるにあたり、私のヒーローであるサイレント映画のスターたち、ロン・チェイニー、バスター・キートン、チャーリー・チャップリン、そして独特なボディランゲージをもつマ ―ロン・ブランドに倣いました。彼らを研究すると同時に、何年もカフェなどで、同じ時代に生きる人々の “リアルな “生活を観察し、言葉を超えた表現というものに取り組み続けています。俳優はスポンジなのです。」

ジョニー・デップ最新作『ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人』は2024年2月2日より公開中。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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