ウィル・スミス、最新作の製作がストップ ─ ビンタ騒動の余波、『バッドボーイズ』第4作にも影響

米Netflixが、ウィル・スミス主演の新作映画『Fast and Loose(原題)』の製作を一時中断したことが判明した。米The Hollywood Reporterが報じている。
現在ウィス・スミスは、第94回アカデミー賞授賞式でのビンタ騒動を受け、渦中の人となっている。ウィルは騒動後にSNSで謝罪文を公開し、さらにはアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーから退会することも発表した。ウィルの今後のキャリアを懸念する声も多く見られている。
このたび製作がストップしたアクション・スリラー映画『Fast and Loose』は、『ドリームプラン』(2021)の次回作としてウィルが製作を進めていた企画の1つ。一時中断の理由は伝えられていないものの、ビンタ騒動が大きく関係しているものと思われる。
アカデミー賞授賞式の1週間前、監督として起用されていたデヴィッド・リーチが、米ユニバーサルで企画されているライアン・ゴズリングの新作映画『Fall Guy(原題)』を手掛けるため、『Fast and loose』から離脱したとの報道もあった。Netflixは後任の監督探しを始めていたというが、アカデミー賞での一件を受けて企画自体がストップしたと伝えられている。
また、本企画以外の新作プロジェクトにも影響は及ぶとされ、『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)に続く『バッドボーイズ4(仮題)』の製作も一時中断となる見込み。報道によると、ウィルは第4作の脚本を受け取っていたばかりだったという。
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