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【レポート】ヒュー・ジャックマンのハグで日本のファン悶絶 ─ 『フロントランナー』舞台挨拶で熱烈サービス(写真30枚)

映画『フロントランナー』ヒュー・ジャックマン 舞台挨拶
©THE RIVER

ヒュー・ジャックマンが実在した政治家ゲイリー・ハートの栄光と転落を投影する映画『フロントランナー』が、2019年2月1日より日本公開となる。

このため、ヒュー・ジャックマンが来日2019年1月21日の記者会見に続けて、22日にはスペシャル・ファンスクリーニングの舞台挨拶に登場。日本のファンに熱烈サービスで答えた。(記事最後に写真30枚)

映画『フロントランナー』ヒュー・ジャックマン 舞台挨拶
©THE RIVER

『フロントランナー』は誰でも楽しめる

会場となった劇場中段部の入り口より登場したヒューは、客席のファンとハイタッチを交わし、時に「ありがとうございます」と声をかけながら壇上に登る。「こんばんはぁ。って言うには遅い時間?サンキュー、ありがとうございます。」

この日の舞台挨拶では、客席の来場者に「WELCOME TO  JAPAN」と描かれた選挙風プラカードが配布されていた。これを掲げる客席を前に「サインボードも最高ですね」と御礼。「僕の家族にとっても、日本に来られるのはとても有意義なことです。ソニーのチームの皆さんにも感謝です。ありがとうございます」と述べたところで、日本語訳を伝えなければならない通訳を気遣う様子を見せた。

「『グレイテスト・ショーマン』の時にも来ていただいた方はいますか?」と会場に呼びかけたヒューは、「『ウルヴァリン』の時は?」「『レ・ミゼラブル』の時は?」とコミュニケーション。「今夜の映画は全然違う映画ですからね!」

「でも、きっと気に入ると思いますよ。この映画を楽しむのに、アメリカやオーストラリアの政治を知っておく必要はありません。この映画は、とある男のとある出来事を描くばかりでなく、1987年の歴史的な瞬間を、たくさんの視点から描く作品です。エンターテインメントですし、刺激的。僕たちと監督は、この映画を通じて皆さんに訴えをもたらしています。」

鑑賞にあたって「事前知識はいりません」と続けるヒューは、本作『フロントランナー』がもたらす意義を説明する。「朝起きて、新聞を見て、アメリカやオーストラリアの政治について見る。昨今の状況は、わずか10年前と比べても全く違いますよね。この映画は、なぜ今の状況が出来上がったのかという知見を与えてくれると思います。この映画が、議論のきっかけになることを願っています。

映画『フロントランナー』ヒュー・ジャックマン 舞台挨拶
©THE RIVER

これまでとは異なる役柄

親日家でもあるヒューは、「日本には僕の家族と一緒に何度も来ています。映画のためのときもあれば、休暇のためのときもあります。すごくすごく美しい国で、こんな国は他にありません。いつも温かく迎えてくださること、心の底から御礼申し上げます」と続けた。

今も存命であるゲイリー・ハートという人物を演じるにあたって、リサーチや役作りの苦労について尋ねられたヒューは、「彼はよく、過去15年で最も賢明な政治家として語られており、またアメリカが失った偉大な大統領とも表現されます。この映画を観れば、彼がいかに若者に刺激を与えていたのか、それでもなお私たちと同じように複雑な人間であったかが分かると思います。彼は秘密に満ちた人で、世界一仕事をこなす人でもありました。そうした複雑で秘密に満ちた人物を演じるのは、僕にとってもこれまでにない経験。別の共演者や監督だったら到底出来ないことだったと思います。」

映画『フロントランナー』ヒュー・ジャックマン 舞台挨拶
©THE RIVER

息子と富士山登頂の思い出

この舞台挨拶では、SNSで事前に集められたファンからの質問に答えるという企画も。始めの質問は「過去に富士山に登ったり、皇太子殿下と一緒に映画を鑑賞するなど日本での思い出が沢山あると思いますが、中でも一番印象に残っている日本での出来事は何ですか?」というもの。ヒューは「おぉー…。うーん…」と考え、「ありすぎて選べない」と漏らした。

「でも、息子と一緒に富士山に登ったことかな。あれは忘れられません。日本でのスピリチュアルな旅でもありました。登っている時は、他にも沢山の登山者がいましたね。富士山頂にたどり着くと、今日のように晴れていて。寒くはなかったですけど。すごくクリアでした。海まで見渡せてね。朝日が昇ってきて…、忘れられません。朝日の中で12歳の息子と共にいる。すごく幸せでした。で、息子をパッと見たら…、爆睡していました(笑)。」

日本での舞台公演について

ヒュー・ジャックマンといえば、現在は「The Man. The Music. The Show」と題した舞台公演でワールドツアーも控えている。オーケストラや歌手、ダンサーを引き連れ、『グレイテスト・ショーマン』の楽曲なども含めたパフォーマンスを行うファン必見の公演だが、残念ながら現在のところ日本公演のアナウンスはない。これについてヒューが「いつか日本の皆さんのために歌とダンスを披露したい。できれば、今年中にでも」と希望を語ると、会場からは大きな歓声が。「東京オリンピックのためにも来たいです。出場はしませんよ。観るだけです(笑)。」

続いてふたつ目の質問を読み上げるにあたって、時間の都合で司会者が申し訳なく「ちょっとだけ短く答えていただけると」(※)とことわると、「すみません、喋りすぎちゃった」とお茶目に答える。

(※:実際の現場は全て和やかに進行しており、ヒュー本人および客席も笑いに溢れたやりとりである。なお、前日の記者会見時にも、熱心に語るあまり「喋りすぎちゃった」と笑う微笑ましい一幕があった。)

質問は、「役に入り込みすぎて失敗したエピソードは何かありますか?」ヒューは「しょっちゅうです」と即答。「毎日、失敗だらけですよ。ありがたいことに、映画で観ているのは良いところだけ(笑)。僕のミスはすべてカットされていますからね。」

映画『フロントランナー』ヒュー・ジャックマン 舞台挨拶
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「僕が大統領になったら半年で崩壊する」

最後の質問は「ヒュー・ジャックマンさんが大統領選挙に出馬することになったら、ご自身のどこを一番アピールしますか?もしもヒューさんが大統領になったら、一番最初に何をしたいですか?」ユニークな質問に、ヒューも「おぉー、ワオ」と考え、「僕は最悪の大統領選挙になると思いますよ」と答える。

「何ていうか、ハートがソフトなので、何を頼まれてもオッケーしちゃうと思う。僕が大統領になったら、半年で国が崩壊するね。でも!約束しましょう。その半年はすごく楽しいですよ。

映画『フロントランナー』ヒュー・ジャックマン 舞台挨拶
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幸運なファンを抱きしめて

最後にスペシャルプレゼントタイムとして、なんと会場から抽選で5名にヒュー・ジャックマン直筆サイン入りポスターがプレゼントされるというお楽しみの時間に。ヒューが壇上で自ら抽選を行い、見事当選した幸運な5名のファンがステージ上に招待される。そして、ヒュー本人からプレゼントのポスターを手渡されるのだ。

最初に当選した男性ファンは、自身に起こった強運の実感が全く湧かない様子で放心状態。魂が天に舞い上がったような男性ファンに、ヒューは優しく声をかけ、尋ねた名を呼びながら手を握る。残り4名のファンにも一人ひとりに名前を尋ね、目を見つめて呼びかけ、大きなハグでたっぷり抱きしめた。

ヒューは壇上、通訳が日本語訳を伝えている最中には会場の隅々までをにこやかに見渡しながら、あちこちで手を振るファンに笑顔で手を振り返した。客席で何かを見つけると指をさして嬉しそうに笑ったり、マイクを通さない生声で「ありがとうございます」の日本語を客席のほうぼうに投げ続ける。終始穏やかな空気に包まれた舞台挨拶となった。

映画『フロントランナー』ヒュー・ジャックマン 舞台挨拶
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最後にメッセージを求められたヒューは「ありがとうございます。心の底からありがとう。映画を楽しんでくださいね」と残した。万雷の拍手に包まれて退場するヒューは、出口ギリギリまで名残惜しそうに手を振り続け、穏やかな笑顔でファンの元を後にしたのだった。

ギャラリー

映画『フロントランナー』は2019年2月1日(金)全国ロードショー。

『フロントランナー』公式サイト:http://www.frontrunner-movie.jp/

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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