『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』サノス消滅後のネビュラの変化が描かれる? ─ カレン・ギランが示唆、「どう癒やされていくのか」
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』では、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)後を舞台にした物語が描かれる。ガーディアンズのメンバーであるネビュラは、アベンジャーズとともにサノスを倒したが、いまではどんな心情なのか。その後の変化が本作で観られるかもしれない。
ネビュラはサノスが養子に迎えた娘で、ガモーラの義理の妹。しかしサノスによってガモーラと戦わされ続け、敗れるたびに身体を改造され、サイボーグにされてしまった。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)ではサノスによりガモーラの命を奪われたことで、深い悲しみと復讐心を宿していたが、『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではその復讐を果たしたのだ。ついに背負ってきた重荷が下ろされたわけである。
そんなネビュラをシリーズを通して演じてきたのが、『ジュマンジ』シリーズや『ガンパウダー・ミルクシェイク』(2021)などのカレン・ギラン。この度、io9のインタビューにてギランは、「ネビュラについて最も興味深いと思っていたことは、父親や姉との関係でした」としながら、「ただサノスはもう排除されたんです」と続けている。
「常に彼女の前に立ちはだかっていた脅威がいなくなったいま、このキャラクターがどのように癒やされていくのか、どのような人物になっていくのかを探ることが、私としては興味深いことなんです。それがすごく楽しいんですよ。」
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』の撮影は佳境を迎えており、2023年5月5日に米国公開予定。本作の前には、『マイティ・ソー /ラブ&サンダー(原題)』の公開が待機中で、ネビュラは同作にも登場予定となっている。「『エンドゲーム』を経て、さまざま出来事を経験していくにつれて、彼女はこれまでとは少し違った人物となります。間違いなく新しいバージョンのキャラクターになるでしょう。もしかしたら、よりゆるいキャラクターになるかもしれませんし、もう少し陽気な感じになるかもしれません」。もっとも、「まだ映画を観ていないので、どうなるかはわかりません」とも述べている。ネビュラのこれまでとは一味違う姿に注目しよう。
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Source: io9