新アニメ『ジョン・ウィック』進行中、「日本のアニメでやる」と監督

現代ハリウッドの人気アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズより、アニメ化企画が進行中であることがわかった。チャド・スタエルスキ監督が明かしている。
米ポッドキャスト番組The Discourseに出演したスタエルスキ監督は、「とても楽しみにしているんです」と語った後、「僕たちが大好きな日本のアニメでやるんです」と伝えた。
アニメ企画については、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』で来日した際、THE RIVERとのインタビューでもチラッと言及していたが、詳細までは語られなかった。今回新たに「日本のアニメでやる」と言われていることから、製作は日本のアニメーション制作会社が務めるか、もしくは日本アニメのスタイルを踏襲する模様。主人公や時代設定などは定かでないが、「アニメでしか描けないようなクールな物語を作ります」とスタエルスキ監督は意気込んでいる。
日本のアニメーターたちが手がけたアンソロジー「スター・ウォーズ:ビジョンズ」(2020-)に見られるように、日本のアニメ技術はハリウッドから厚い信頼と共に熱視線を浴びている。『ジョン・ウィック』アニメ化企画もこれに続いて欲しいところ。
また、『ジョン・ウィック』シリーズからはドラマ作品も進行中。スタエルスキ監督は映画で描かれてきた世界観をドラマシリーズで拡大していく方針だ。現地時間2023年11月9日には、『ジョン・ウィック』映画シリーズの配給を担当する米ライオンズゲートのジョー・ドレイク会長が、複数のスピンオフを進めていると語っていたばかり。映画シリーズには一区切りがついたが、ユニバースは勢いよく拡大の一途を辿っている。
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Source:The Discourse