マイケル・B・ジョーダン『黒い司法』ポスター＆場面写真、一挙公開 ─ ジェイミー・フォックス＆ブリー・ラーソン共演の実話裁判劇

『ブラックパンサー』（2018）『クリード』シリーズのマイケル・B・ジョーダン、『ジャンゴ 繋がれざる者』（2012）ジェイミー・フォックス、『ルーム』（2016）『キャプテン・マーベル』（2019）ブリー・ラーソンの豪華競演による実話映画、『黒い司法 0%からの奇跡』のメインビジュアルと場面写真が公開された。

本作は、冤罪死刑囚のために闘う弁護士ブライアン・スティーブンソンが起こした奇跡の実話を映画化（原作『黒い司法 黒人死刑大国アメリカの冤罪と闘う』ブライアン・スティーブンソン著／亜紀書房刊）。黒人差別が根強く残る1980年代のアラバマ州で、無実の罪で死刑宣告を受けた黒人の被告人ウォルターを助けるため、新人弁護士ブライアンが立ち上がった。無罪を勝ち取ろうとするブライアンを阻むのは、仕組まれた証言や白人陪審員たち、そして証人や弁護士への脅迫といった差別と不正ぼ数々。最後の希望として、ブライアンは人々を救うことができるのか。可能性0%からの逆転劇が始まる。

絶望の淵に立つ人々に寄り添い、不利な司法システムの中で闘う主人公ブライアンを演じるのは、いまや若き名優として大きな存在感を示すマイケル・B・ジョーダン。不当な判決を受けた死刑囚ウォルター役をジェイミー・フォックス、黒人死刑囚を助けるための法律事務所でブライアンと働く女性エバをブリー・ラーソンが演じる。監督を務めるのは、世界中の映画祭で絶賛された『ショート・ターム』（2013）で注目され、マーベル新作映画『シャン・チー（仮題）』に抜擢されたデスティン・ダニエル・クレットンだ。

本作は、発表されたばかりのナショナル・ボード・オブ・レビューで「表現の自由賞」を受賞。大人のための映画賞では助演男優賞（ジェイミー・フォックス）＆Best Buddy Picture賞、全米映画俳優組合賞では助演男優賞（エイミー・フォックス）へのノミネートが発表された。2019年12月25日には全米で先行公開を迎えるとあって注目度を増している本作、賞レースでの活躍も楽しみだ。

映画『黒い司法 0%からの奇跡』は2020年2月28日（金）公開。