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『ザ・バットマン』バリー・コーガン、ジョーカー役のオーディションテープが公開 ─ もともとリドラー役を志望していた?

バリー・コーガン SNSアイキャッチ専用

DC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)出演のバリー・コーガンは、実は当初はリドラー役を演じる意思があったようだ。英GQのインタビューで明かしている。

この記事には、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)のネタバレが含まれています。

コーガンは、『ザ・バットマン』が製作されると知った時、マット・リーヴス監督のチームにリドラーのオーディションテープを一方的に送るという、かなり大胆な行動を取ったのだという。「リドラーになりたかったんです」と語るコーガンは、プロデューサーのディラン・クラークと会ったが、その時点ですでにリドラー役は、『マネーボール』(2011)『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)などで知られるジョナ・ヒルに決定していると伝えられたとのこと。しかし最終的には、『それでも夜は明ける』(2013)『グランドフィナーレ』(2015)などのポール・ダノがリドラー役にキャスティングされた。

リドラー役は逃してしまったが、後にコーガンはエージェントから、「『ザ・バットマン』のチームが君にジョーカーを演じてほしいと言っている」との連絡を受け、その情報を公言してはいけないと箝口令を敷かれたとも明かしている。

コーガンは自身が演じたキャラクターを、「ちょっぴりチャーミングで少し傷ついている、壊れた少年」と分析。また、メイクアップのチームに自分のブルーアイズを役のために変えることを拒否したとも言い、「メイクアップの裏にある人間らしさを求めていたんです。観客に共感を抱いてほしかったし、メイクは彼の仮面だと知ってほしかったんです」と説明した。

英GQが公開したリドラーのオーディションテープでは、オーケストラの音楽に乗せてエレベーターからコーガンが登場。チャップリンを彷彿とさせる帽子を被り、杖を手にしたコーガンがゆっくりと踊るようなステップで暗い廊下を練り歩き、血塗られた顔に不敵な笑みを浮かべて動画は終わっている。全くセリフを発していないのが逆に印象的だ。

『ザ・バットマン』の続編は2022年4月に発表されたが、主演のロバート・パティンソンとマット・リーヴス監督が続投することしか分かっていない。コーガンがジョーカー役で再登場するかどうかは不明だが、当人は「連絡があれば、すぐにヴィランにカムバックする準備は出来ている」と意気込みを語った。

Source:GQ.UK

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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