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『キングスマン:ファースト・エージェント』米公開が再び延期、2021年3月に

キングスマン:ファースト・エージェント
© 2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

『キングスマン』シリーズの“はじまりの物語”を描く最新作、『キングスマン:ファースト・エージェント』の米国公開日が再び延期となった。予定されていた2021年2月12日から1ヶ月繰り下げられ、新たな米公開日は2021年3月12日となる。米ウォルト・ディズニー・カンパニー/20世紀スタジオが発表した。

当初本作は2020年2月14日に米国公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受け、同年9月18日、2021年2月26日に2度延期されていた。その後、コロナ禍が長引いていることを受け、ディズニーは自社公開作品のスケジュールを大幅に見直し、2月12日に米公開の繰り上げを発表。ただし2020年12月11日(現地時間)、再びの延期が発表された。なお、本記事の掲載時点で日本国内の対応は不明。

表の顔は英国紳士、裏の顔はスパイ組織の「キングスマン」を描いた、タロン・エジャトン&コリン・ファース出演『キングスマン』(2014)は全世界興行収入455億円を記録。大ヒットを記録した続編『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2018)につづく『キングスマン:ファースト・エージェント』はシリーズの前日譚であり、歴史の裏に隠された秘密結社の誕生秘話が描かれる。自らの繁栄のため世界大戦を仕掛け、世界を意のままに操ろうと目論む“闇の狂団”を前に、一人の男が高貴なる義務のために立ち上がるのだ。

脚本・監督は、シリーズ前2作を手がけたマシュー・ヴォーン。オックスフォード公役は『ハリー・ポッター』ヴォルデモート役のレイフ・ファインズ、コンラッド役を「TRUST/トラスト ゲティ家のスキャンダル」(2018)のハリス・ディキンソンが演じる。そのほか、『007 慰めの報酬』(2008)ジェマ・アータートン、『アメイジング・スパイダーマン』(2012)リズ・エヴァンス、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)ダニエル・ブリュール、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014)マシュー・グッド、『キャプテン・マーベル』(2019)ジャイモン・フンスー、『TENET テネット』(2020)アーロン・テイラー=ジョンソン、「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)チャールズ・ダンスらが出演。

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Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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