シルベスター・スタローン脚本新作映画にジェイソン・ステイサムが主演、『スーサイド・スクワッド』デヴィッド・エアーが監督

シルベスター・スタローンが脚本を手がける新作アクション映画『Levon’s Trade(原題)』でジェイソン・ステイサムが主演を務め、DC映画『スーサイド・スクワッド』(2016)のデヴィッド・エアーが監督を務めることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
人気アクション映画『エクスペンダブルズ』シリーズで共演しているスタローン&ステイサムが再タッグを組む新プロジェクトは、チャック・ディクソンによる小説『Levon’s Cade』シリーズ全11作の1作目となる『Lecon’s Trade』の映画化。
映画の主人公は、過去の“肩書き”を捨てて真っ当になり、建設業で働くようになったレヴォン・ケイド。彼は、シンプルな生活を送って娘の良き父親になりたいと思っているが、レヴォンの上司の娘ジェニーが姿を消したとき、秘密作戦で培ったスキルを再び発揮するよう求められる。行方不明のジェニーを探すうち、レヴォンは邪悪な犯罪組織の陰謀に深く足を踏み入れ、彼の新生活を脅かす連鎖反応を引き起こすことになる──。
俳優のストライキ開始前に本プロジェクトに参加が決定していたステイサムがレヴォン・ケイド役で主演し、『ロッキー』や『エクスペンダブルズ』、『ランボー』シリーズなど数多くの作品でペンを執ったスタローンが脚本を担当。『ロッキー』(1976)ではアカデミー賞脚本賞にノミネートされ、秀逸なストーリーテラーとしても知られるスタローンが、どのような形で人気アクションスリラー小説の物語に息を吹き込むのか期待がかかる。
以前にスタローンは自身の製作会社 Balboa Productionsの下で、このプロジェクトをテレビシリーズとして開発していた。現時点では、スタローンが出演も兼ねるのかどうかは不明。
『フューリー』(2014)『ブライド』(2017)などでもメガホンを取ったデヴィッド・エアーは、ステイサム主演の新作映画『The Beekeeper(原題)』を手がけたクリス・ロングと製作も兼任。プロデューサーにはスタローン&ステイサム、『オペレーション・フォーチュン』(2023)のジョン・フリードバーグとビル・ブロックも名を連ねる。
プロデューサーのビル・ブロックは強力な布陣について、「『Levon’s Trade』で、最も才能ある長年のパートナーたちと再集結できることに興奮しています。デヴィッド・エアーとは『フューリー』で初めて仕事をしましたが、すぐに彼が最高峰の監督だと分かりました。ジェイソンとは数多くの映画で仕事をしましたし、最近では『The Beekeeper』で2人と協業しています。『Levon’s Trade』は新たな大作アクション映画になると信じていますし、この人気小説シリーズの第1作をビッグスクリーンに蘇らせるためにドリームチームを結成できたと確信しています」と意気込みを語った。
小説シリーズが原作となるため、『Levon’s Trade』が成果を出せれば続編が誕生する可能性があるかもしれない。
シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、デヴィッド・エアーの強力タッグに期待がかかる『Levon’s Trade』は、2024年3月にロンドンで撮影開始予定。
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Source:Deadline