『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』後のMCUリブート説をケヴィン・ファイギ否定 ─ コミック版が「ロードマップ」に

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は、『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』をもってリブートされるわけではないようだ。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギが、シリーズの今後をめぐる見方を否定した。
『シークレット・ウォーズ』は、2026年公開『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に続く、マルチバース・サーガの集大成。これまでファイギは、本作を経てMCUが「リセット」されるとの構想を明かしていた。
しかしポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」に出演したファイギは、「『シークレット・ウォーズ』後にリブートが行われるのか」と尋ねられ、端的に「いいえ」と回答。もっとも、物語の仕切り直しや世界観の再編そのものを否定したわけではない。ファイギは続けて、今後については従来通りコミックを参考にしていると説明した。
「どちらの『シークレット・ウォーズ』もそうですが、特に10年前の(ジョナサン・)ヒックマン版『シークレット・ウォーズ』には、今後どこへ進めるのかを示す、良いロードマップがあります。」
ジョナサン・ヒックマンが手がけた2015年版コミック「シークレット・ウォーズ」では、正史世界のアース616とアルティメット・ユニバースなど、複数の世界が“インカージョン”によって衝突。崩壊した世界の断片からバトルワールドが形成され、物語の結末ではマーベル・ユニバースが再構築された。

ただし、過去の歴史や設定がすべて白紙に戻されたわけではない。従来の物語を受け継ぎながら、別世界のキャラクターや要素を統合し、新たな状況からシリーズが再出発する形となっていた。
ファイギも2025年、映画版『シークレット・ウォーズ』について「リブート」という言葉を避けながら、「リセット、単一のタイムライン」と表現していた。今回の発言は、MCUの歴史を完全に消去し、ゼロから作り直すような全面的リブートを否定したものとみられる。
一方で、ヒックマン版コミックを「ロードマップ」として挙げている以上、『シークレット・ウォーズ』を通じて世界線やキャラクターを整理し、新たなMCUへ移行する可能性は依然として残されている。リブートではなく、既存の歴史を生かした“大規模な再編”ということになりそうだ。なおマーベル・スタジオは、“マルチバース・サーガ”後の2032年までの作品ラインナップ構想を温めている。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年12月18日に日米同時公開。『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』は2027年12月17日に米公開予定。
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Source:Happy Sad Confused


























