『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』ヴィラン大量登場の巨大バトルがカットされる ─ 「別の映画で復活するかも」と監督
トム・ホランド主演のマーベル映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』には、現在判明しているだけでも多数のヴィランが登場する。しかし当初は、さらに多くのクラシック・ヴィランを集結させる構想があったようだ。デスティン・ダニエル・クレットン監督がNerdtropolisにて明かした。
本作では、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)以来の再登場となるスコーピオンをはじめ、特殊な武器を操るブーメラン、毒を仕込んだブーツで戦うタランチュラ、強靭な皮膚と怪力を持つトゥームストーンが参戦。さらに、人間の心に入り込んで遠隔操作すると思しき正体不明の“見えざる敵”も、ピーター・パーカーを追い詰める。
ヴィランではないが、予告編にはマーク・ラファロ演じるハルクとスパイダーマンが激突する場面も登場。これだけでも過去の実写『スパイダーマン』映画と比べて異例のキャラクター数だが、クレットン監督によると、もともとは別の大規模な戦闘シーンも用意されていたという。
「映画からカットされた、まったく別のシーンがありました。ひとつの巨大な戦いに、大勢のヴィランを投入する予定だったんです。昔からのクラシックなヴィランをたくさん検討していて、本当に楽しかったですよ。多くのキャラクターをデザインすることもできました。」
具体的にどのヴィランが検討されていたのか、また実際に撮影まで行われたのかは明かされていない。しかし、少なくとも複数のキャラクターデザインを制作する段階までは進んでいたようだ。もしこのシーンが実現していれば、登場ヴィランの数だけでもアメコミ映画史上最多級の一作となっていた可能性がある。
もっとも、このアイデアが完全に破棄されたとは限らない。クレットン監督は「別の作品で復活させるかもしれません」とも付け加え、カットされたヴィランたちを今後の作品に登場させる可能性を示唆している。
ここで気になるのは、やはりトム・ホランド版『スパイダーマン』第5作の行方だ。現時点で『ブランド・ニュー・デイ』の続編や新3部作は正式発表されていない。プロデューサーのエイミー・パスカルも、新3部作や続編について「そうなることが私の夢ですが、誰にもわからない」と慎重な姿勢を示していた。
それでも、監督がカットしたアイデアについて「別の作品」での再利用に言及したことは、物語の先を見据えている証拠とも受け取れる。まずは『ブランド・ニュー・デイ』の反響次第となりそうだが、スクリーンに登場できなかったクラシック・ヴィランたちが、次なるスパイダーマン映画のために温存されている可能性もありそうだ。
映画『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、2026年7月31日より日米同時公開。
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Source:Nerdtropolis





















