トム・クルーズ、列車スタントで「速さが足りないな」と言って共演者にツッコまれる ─ 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』撮影で

トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の中でもハイライトのひとつとなるのが、走行中の列車の上でアクションが展開されるシーン。安全対策は万全だったはずだが、もちろん一歩間違えれば命の危険もあったはず。
そんな危ないスタントの撮影中、トムがとんでもないことを言い出したことがあったようだ。「速さが足りないな……」と呟いたのだという。
これに対して思わずマジのツッコミを入れてしまったのが、ブリッグスの相棒ドガ役のグレッグ・ターザン・デイヴィスだ。「僕は電車の上に座り込んで、“速さが足りないってどういう意味っすか!”って言いましたね」。
デイヴィスは「最高速度で、時速50マイル(時速およそ80キロ)は出てたと思いますが、違うかもしれません」との体感を話しているが、資料によると実際には時速約60マイル(時速96.5キロ)で走っていたという。
このシーンはメイキング映像が公開されているが、これだけの速度で走る列車の上とあれば、立っていることも困難だったはずだ。それに加えてデイヴィスらキャストは「キャラクターになりきって、これが普通って感じで演じる」ことを求められたが、やはり「容易なことではなかった」という。
あるテイクでデイヴィスはミスをしてしまい、履いていたナイキのエアマックスが車両から投げ出され、橋から川に落下してしまったことがあったそうだ。「もし自分が落ちていたら……」とデイヴィスは冷や汗。結局靴は戻ってこず、その後の撮影は裸足で過ごしたのだとか。
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Source:THR