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ジョナサン・メジャース裁判、8月3日に

暴行容疑をかけられているジョナサン・メジャースの公判期日は2023年8月3日に設定されたようだ。6月20日（現地時間）にニューヨークの掲示裁判所で聴聞会が設けられ、その後メジャースの弁護人が公判期日を早期に設定するよう要求したという。

メジャースも出演するマーベルのドラマ「ロキ」シーズン2はもともと今夏の配信開始予定だったが、現在は10月6日に改められている。今のところマーベル・スタジオからリキャストの意向などは一切聞こえてきていない。無事に配信できるかどうか、裁判の行方に注目が集まる。

『トイ・ストーリー5』ウッディとバズが再登場するらしい？

ディズニー＆ピクサー『トイ・ストーリー5』が製作予定だということだが、一体どんな物語となるのだろう。情報によると、ピクサーのクリエイティブ責任者のピート・ドクターは、この『5』にウッディとバズ・ライトイヤーが揃って登場することを認めたという。

ウッディとバズの再登場は、当たり前と言えば当たり前なのだが、『トイ・ストーリー4』の結末を考えれば、どうやって描き直すのかが気になる。『4』ではウッディとバズの涙の別れが描かれたのだから、あっさり再会してしまっては、前作の感動を上書きすることになってしまう。一方、2人を合流させず、物語を別々に描くのだとしたら、それはそれで物足りないだろう。

これまでヒット作に恵まれたディズニー＆ピクサー神話は崩れつつある。シリーズ前作『バズ・ライトイヤー』は赤字に終わり、最新作『マイ・エレメント』も興行不振に苦しんでいる。『トイ・ストーリー5』で起死回生なるか。

米ワーナーは別れたクリストファー・ノーランと復縁しようとしている

名匠クリストファー・ノーランを失った米ワーナー・ブラザースは、この監督を取り戻したいと考えているようだ。『ダークナイト』トリロジー、『インセプション』（2012）『インターステラー』（2014）に『ダンケルク』（2017）と、ノーランとワーナーは長年、蜜月関係にあった。ところがコロナ禍に登場した『TENET テネット』（2020）の公開時期をめぐって両者は対立して決裂。古巣に愛想が尽きたノーランは、新作『オッペンハイマー（原題）』からユニバーサル・ピクチャーズに移っている。

その後ワーナーでは映画部門の会長としてマイケル・デ・ルカとパメラ・アブディが就任しており、デ・ルカはノーラン再獲得に向け奔走しているという。例としてスタジオは、ノーランに『TENET』に関する数百万ドルのボーナスを支払う小切手を送付。ノーランの方は、『オッペンハイマー』のポストプロダクション作業をワーナーの敷地内で行なったそうだ。

もちろんノーランとユニバーサルの間にも条件が定められていただろうから、そうすぐに”元鞘”に戻れるわけではない。しかし今後もノーランが慣れ親しんだスタジオで傑作を送り続けてくれるのなら、映画ファンにとっては嬉しいことだろう。

リュック・ベッソンの性的暴行疑惑、完全に棄却

2018年に告発が伝えられたリュック・ベッソン監督に対する性的暴行の疑いについて、告発を行なった女優が完全に棄却したようだ。これは2019年にフランス検察当局から不起訴処分されていたもので、原告側が申し立てていた控訴がこの度棄却されたもの。

当初の告発によると、ホテルでベッソンと面談した際に、紅茶に何かを混入され、意識を失った間に性的暴行に遭っていたという。これは事実無根であるとして、ベッソンは一貫して否定していた。

ベッソンはこの告発の頃からキャリアとしては不調に。渾身作の『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』（2018）が興行的不振に終わってから、自身の所有する製作会社ヨーロッパ・コープの経営権を手放していた。

現在では最新作『Dogman』が映画バイヤーの間で絶賛。間もなく名実ともにカムバックを果たすことになりそうだ。同作は日本の配給会社とも商談が行われていたというから、国内公開にも期待したい。

情報参考:THR,Variety.Variety,Deadline