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ギレルモ・デル・トロが『スター・ウォーズ』ジャバ・ザ・ハットのスピンオフ映画を作ろうとしていた

かつて、『スター・ウォーズ』ジャバ・ザ・ハットを描くスピンオフ映画の噂があったことをご存知だったろうか。実は、この作品で監督を務める予定になっていたのは『パシフィック・リム』や『シェイプ・オブ・ウォーター』などのギレルモ・デル・トロである。

デル・トロが初めて明かしたところによれば、企画はジャバの栄枯盛衰を描くもので、脚本やデザインなどさまざまな準備をしていたものの頓挫。「良い学びになった」「どんなことからも学びはある」と振り返った。

ちなみに、脚本を書いていたのは『マン・オブ・スティール』などのデヴィッド・S・ゴイヤー。もしも実現していたら……ジャバを2時間も大スクリーンで見続けるのはなかなか想像し難い。

サンジ役タズ・スカイラーとデイジー・リドリー、高層ビル清掃員アクション映画で共演

Netflixの実写版「ONE PIECE」サンジ役でブレイクのタズ・スカイラーが、『スター・ウォーズ』レイ役デイジー・リドリーと新作映画『Cleaner（原題）』で共演する。

監督は『007/カジノ・ロワイヤル』マーティン・キャンベル。現代のロンドンで、超高層ビルを舞台としたアクションスリラーだ。過激派活動家が300人の人質をとってビルを占拠。元兵士で現在は窓拭き清掃者のデイジー・リドリーが、ビル外壁に90階まで吊るされた状態で内部の混乱を救うというもの。

イギリスでの製作となるため、全米映画俳優組合の影響は受けない。2024年初頭にも撮影を開始する。

『ソウ』シリーズ、ジョン・クレイマーの死は早すぎた？

猟奇的な殺人トラップの数々が描かれる人気スプラッター・スリラー『ソウ』で、“ゲーム”の数々を仕掛けるのはジグソウことジョン・クレイマーという老人だ。しかしジョン・クレイマーは、シリーズ3作目の『ソウ3』で死亡。その後、最新作の『Saw X』に至るまで、実に7作の映画が作られたが、基本的にクレイマーは不在である。

『Saw X』ケヴィン・グルタート監督は、3作目でクレイマーを殺したのは、「少なくとも当時においては、素晴らしいストーリーを作るために非常に重要なこと」だったものの、「彼を殺さなければよかった」という「後悔」はあるだろうとの見解を述べた。

2021年の『スパイラル：ソウ オールリセット』ではリブートを試みたが興行的にうまくいかず、やはりクレイマーが必要だということで『Saw X』に再登場させた。この新作は『ソウ2』と『ソウ3』の間を描くというカラクリである。

クリス・ヘムズワースがハルク・ホーガン演じる伝記映画、頓挫か

伝説的レスラーのハルク・ホーガンをクリス・ヘムズワースが演じるNetflixの伝記映画が、知らぬうちに頓挫していたかもしれない。2020年ごろより伝えられていた企画で、監督は『ジョーカー』トッド・フィリップス。脚本も同じく『ジョーカー』のスコット・シルバーが手がけるとされた。ヘムズワースも肉体改造に挑んでさらなる肥大化への覚悟も語っていた。

しかしホーガンは最新のインタビューで、「ビジネス的にNetflixはタイミングを逃してしまった」「私もギアを入れ替えるという選択肢があった。私の人生の権利や物事は、今は別のところにある」と、今では企画が進んでいないことを示唆した。

一方で、「準備中なこともたくさんある。トッド・フィリップスとクリス・ヘムズワースがまだこの企画を望んでくれていたら嬉しい。今でも大きなチャンスがあるのだから」と、本人の意志は消えていない模様だ。

情報参考:Variety,Deadline,THR,Comicbook.com