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『パディントン』第3作、ヒュー・グラントが第1作ニコール・キッドマンとの悪役タッグ望む

パディントン
A STUDIOCANAL RELEASE (C)2014 STUDIOCANAL S.A. TF1 FILMS PRODUCTION S.A.S. PADDINGTON BEARTM, PADDINGTONTM AND PBTM ARE TRADEMARKS OF PADDINGTON AND COMPANY LIMITED www.paddington.com

人気児童文学「くまのパディントン」の実写映画版、『パディントン』シリーズの第3作(タイトル未定)に、第2作で悪役フェニックス・ブキャナン役を演じたヒュー・グラントが続投の意欲を見せている。第1作に出演したあのキャラクターとのタッグを望んでいるようで…。

『パディントン』シリーズは、マイケル・ボンド著「くまのパディントン」を原作に、ちょっとドジだけど家族思いで心優しい、マーマレードが大好きなクマのパディントンを描いた物語。2014年に第1作、2017年に第2作が製作され、2018年11月には第3作の企画が始動していることが判明していた。

現在、第3作はプリプロダクション(撮影前準備)にあると見られる。こうした中、第2作で飛び出す絵本を手に入れようとパディントンの前に立ちはだかった元俳優のブキャナンを演じたグラントは、米Digital Spyにて続投に前向きな姿勢を見せた。その登場方法について、第1作の敵ミリセント・クライドを演じたニコール・キッドマンとのタッグを提案されたグラントは、「これはやるべきですね」と意欲を示している。

キッドマンとグラントは、『パディントン』シリーズで直接共演していないものの、2020年には米HBOのミニシリーズ「フレイザー家の秘密」で夫婦役を演じている。こうした縁もあり、グラントは第3作でのキッドマンとのタッグに前向きなのかもしれない。

仮にこれが実現した場合の登場方法についても言及したグラントは、「お母さんが殺害されて、私が疑われる。この2つをミックスさせるべきですね」と発言。これは、キッドマン演じる臨床心理士とグラント演じる医者の夫のミステリーを追う「フレイザー家の秘密」の物語に着想を得たものだ。子どもと同じ学校に通う生徒の母親が殺害された事件をきっかけに、臨床心理士の夫が失踪。容疑者とされてしまうのだ。このシリアスな物語を『パディントン』の作風にどう合致させるのかは思案のしどころ。奉仕活動を課せられたミリセントと懲役に服しているはずのブキャナンのタッグ自体は面白そうだが…。

ちなみに2020年9月、第3作の脚本に前作から続投とされていたサイモン・ファーナビーが企画から離脱したことが判明。以降の進捗は定かでない。

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Source: Digital Spy

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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