『プロジェクト・ヘイル・メアリー』に続編の可能性 ─ 原作者にも「アイデアの断片」あり
ライアン・ゴズリング主演、ヒット中の映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』に続編製作の可能性があるようだ。
本作はアンディ・ウィアー原作小説の映像化作品で、映画では小説の結末までが再現された。著者ウィアーと製作のAmazon MGMスタジオ間で公式な話し合いは行われていないものの、米The Hollywood Reporterは「続編の可能性は否定できない」との関係者の声を伝えている。
その実現については、「ウィアーが主導権を握っている」というが、現在ウィアーは『プロジェクト・ヘイル・メアリー』とは別の単独SF作品を執筆中であると、以前に米ScreenRantに語っている。『プロジェクト・ヘイル・メアリー』続編に関する「良いアイデアの断片」はあるものの、「まだ実行に移せるほどの強力なアイデアはない」ともコメント。温度感としては「いつか、そのうちに」と話しているので、まだまだ時間がかかるだろう。
本作はウィアーにとって、『火星の人』の映像化『オデッセイ』(2015)に続く2作目の映画化企画。実は現在『プロジェクト・ヘイル・メアリー』フィル・ロード&クリス・ミラー監督は、ウィアーの長編小説2作目『アルテミス』(2017)の映画化を希望しており、すでに「素晴らしい出来」の脚本も存在するという。
月面が舞台となる『アルテミス』の映像化にあたって、「どうやって6分の1の重力を実現するか」が課題となっていたが、「解決策が見つかった」とミラーは語っている。ただしロード&ミラーは『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』をはじめ6つほどの企画を抱えており多忙を極める。
とはいえ、まず現実味を帯びているのは『プロジェクト・ヘイル・メアリー』続編よりも、むしろ『アルテミス』映画化の方かもしれない。ウィアー作品の映像化路線が今後も広がっていく可能性は十分にありそうだ。
なお『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は2026年3月20日の公開後、現時点で全世界1.6億ドル超のヒットを記録。非フランチャイズ作品としては『オッペンハイマー』(2023)以来のヒットとして注目を集めている。
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Source:THR(1,2),ScreenRant



























