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【ネタバレ考察】『アントマン&ワスプ:クアントマニア』ラストのゾッとするほど恐ろしい説、脚本家は肯定も否定もせず

アントマン&ワスプ:クアントマニア
© 2022 MARVEL.

この記事には、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の重大なネタバレが含まれています。

アントマン&ワスプ:クアントマニア
© 2022 MARVEL.

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』脚本家の見解

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のラストで、スコット・ラングは別世界に転送されてしまっていたのではないかという衝撃的な説。脚本家のジェフ・ラブネスは、奇妙なことに肯定も否定もしてない。米Comicbook.comにて、こんな風に語っているのだ。

「非常に面白い説ですね。僕からは多くは語れません。いくつか可能性はありますが、実際その説は大外れというわけではないですね。まぁ、何も言えないんですけど。」

嘘だと言ってよラブネス!「今のところ唯一重要なのは、マルチバースは無限で、スコット・ラングは『アベンジャーズ/エンドゲーム』で世界を救った男だということ。しかし今や、彼がマルチバースをやらかした張本人かもしれない、ということです」と続けるラブネスだが、最も恐ろしいのは、次の説明だ。

「今のところ、物事は順調で、彼は愛する世界に戻ったと思っている」。“と思っている”とは……?

「映画の冒頭にあったような安心感はありません。『ロッキー3』のような威勢はなくなって、MCUで最も呑気でラッキーな男に巨大な影がのしかかり、どうしていいかわからなくなっているのです。これはスコット・ラングにとって興味深いトーンチェンジで、この先どうなっていくかが楽しみですね。知らないけど。」

こ、これはきっと、何か恐ろしい事実が隠されているに違いない。だって、実際にテレポートした先がマルチバースだったという出来事は先例があるではないか。ドラマ「ロキ」だ。最終話でシタデルの城にいたロキは、シルヴィによってTVAに転送させられる。そこは以前のTVAとほとんど同じ景色だが、メビウスたちがロキの存在を認知しておらず、よく見ると建物の設置物が異なっている。

これと似たような原理で、スコットは“元の世界とよく似た別世界”に転送させられてしまっていたのだろうか……?もしもそうであれば、元の世界ではスコットが戻ってこないことになっているはずなので、キャシーたちは大慌てで捜索しているはずだ。

とにかく、今はただの説である。一つだけ事実があるとすれば、こうだ。『X-MEN』登場の可能性だとか、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』での奇跡の共演だとか、マルチバースには無限の可能性がある。それは楽しい可能性でもあり、同時に、とんでもなく恐ろしい可能性でもあるということだ。

※訂正:記事初出時の「行きつけのコーヒーショップのコーヒーの価格が変わっている」箇所を削除しました。

Source:Comicbook.com,New Rockstars

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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