『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』と『シークレット・ウォーズ』の間にマーベル映画は一本もナシ ─ 「数が多すぎると分散してしまう」とケヴィン・ファイギ

マーベル・スタジオは、2026年12月18日公開の映画『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』と2027年12月17日の『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』の間に、一本も劇場公開作をリリースしない方針だ。スタジオ社長のケヴィン・ファイギが英Empireにて認めた。
巨大シリーズを展開するマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)はこれまで、年に複数本の映画を公開して世界観を拡張。近年ではディズニープラスのドラマシリーズも加わり、作品数が充実する一方、物語の複雑化や品質の低下がたびたび指摘されていた。
これを受け、親会社ディズニーは“量”よりも“質”を重視する方針にシフト。2026年の劇場公開作は、ソニー・ピクチャーズと共同製作の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(7月31日公開)と『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の2本のみ。2027年は『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ』の1本のみとなっており、「サンディエゴ・コミコン2026」で行われた新作発表でも、2027年予定にタイトルが追加されることはなかった。
この方針についてファイギは、「以前から話し合ってきた“クオリティ重視”の戦略に基づくもの」と説明。「私たちは常にクオリティを重視してきました。しかし作品数があまりにも多くなると、力が分散してしまいます。そうはなりたくなかったし、『アベンジャーズ』は何よりも重要な作品です。」
したがってマーベル・スタジオは、『ドゥームズデイ』と『シークレット・ウォーズ』という2本の超大作に製作体制を集中させる。さらにファイギは、後者がMCUの将来にとって重要な転換点になることを強調した。
「コミックを知っている方なら、『シークレット・ウォーズ』自体が、今後、その先にあるものへのセットアップだと分かるでしょう。だからこそ、この2作品をきちんと着地させ、2028年を準備することが重要でした。2028年については、これまでに『ゴーストライダー』と『ブラックパンサー3』の2本を発表しています」
劇場作品に限れば、『ドゥームズデイ』後の物語に別の映画を挟むことなく、約1年後の『シークレット・ウォーズ』へと直接つなげる構成となる。前編・後編として正式に位置づけられているわけではないが、2作品が連続した一大イベントとして展開されることは間違いなさそうだ。
また、ファイギが『シークレット・ウォーズ』を「その先へのセットアップ」と表現したことも重要だ。同作はマルチバース・サーガのクライマックスであると同時に、2028年以降に始まる新たなMCUの出発点にもなるという。
2028年の劇場ラインナップとしてサンディエゴ・コミコンで発表されているのは、ライアン・ゴズリング主演の『ゴーストライダー』とシリーズ第3作『ブラックパンサー3』。今後はこの2作に加え、『シークレット・ウォーズ』後の新たな世界を舞台とする作品が順次明かされていくことになるだろう。待機タイトルには『X-MEN』があり、『ノヴァ』映画化企画も水面化で進んでいるほか、『シャン・チー』続編実現にも期待がかけられている。
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Source:Empire



























