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MCUドラマ「シークレット・インベージョン」再撮影で新たな脚本家を投入 ─ 「より深みのある作品に」と出演者

シークレット・インベージョン
 (c) 2022 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「シークレット・インベージョン(原題)」が、再撮影の段階で新たな脚本家を起用していることがわかった。出演者のクリストファー・マクドナルドがAward Focusにて語った。

「シークレット・インベージョン」はコミックに基づき、スクラル人が以前から地球に潜伏し、ひそかに侵略を進めていたという設定のスリラー作品。地球に戻ってきたニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が、スクラル人のタロス(ベン・メンデルソーン)とともに、人間の中に潜んでいるスクラル人の派閥に対処することになる。

本作は2023年春に配信開始予定で、現在は再撮影・追加撮影のまっただなか。このたびクリストファーは、「倒壊する巨塔 アルカイダと「9.11」への道」(2018)などで知られるアリ・セリム監督を「素晴らしい」と称え、ストーリーの完成度にも賛辞を送っている。

「このストーリーを演じられるのがうれしいですよ。すごく、すごく面白いから。ちょうどロンドンに戻って追加のシーンを撮るところで、よりよい物語にするために再撮影をしているんです。どうやら新しい脚本家も加わり、彼が作品をさらに高めてくれるらしい。より深みのあるシリーズになりますよ。」

発表によると、シリーズの脚本・製作総指揮を務めるのは「MR. ROBOT/ミスター・ロボット」(2015-2019)のカイル・ブラッドストリート。ただし再撮影のために新たな脚本家が雇用され、さらなるブラッシュアップが図られているようだ。なお、監督はアリ・セリムのほか『すべてが変わった日』(2020)のトーマス・ベズーチャが務める。

ちなみにクリストファーは、本作への出演について「人生の夢がたくさん叶いました。マーベル・ユニバースに加わり、最高の俳優たちと共演できて最高の気分」とも語っている。演じる役どころは明かされていないが、本人いわく「マーベル・ユニバースのどんな物語にもこっそり出入りできる」役だとか。これは地球人のふりをしたスクラル人の一員と見て間違いないのでは……?

「シークレット・インベージョン」にはサミュエル・L・ジャクソン&ベン・メンデルソーンのほか、マリア・ヒル役のコビー・スマルダーズ、エヴェレット・ロス役のマーティン・フリーマン、ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ役のドン・チードルが出演。「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のエミリア・クラーク、『ファーザー』(2020)のオリヴィア・コールマン、『あの夜、マイアミで』(2020)のキングズリー・ベン=アディルらが新たに参加する。

ドラマシリーズ「シークレット・インベージョン(原題)」は2023年春にディズニープラスで独占配信予定

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Source: Award Focus

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。