『シャン・チー』アクションたっぷり新映像が米公開、DJ SNAKEら新曲も ─ 公開後45日間は劇場独占、ディズニーCEO認める

マーベル・シネマティック・ユニバース（MCU）の新作映画『シャン・チー／テン・リングスの伝説』より、アクションシーン山盛りの新スポット映像「Rise Up」が米国にて公開された。本作のサウンドトラックより、DJ SNAKE＆リック・ロス＆リッチ・ブライアンの新曲『Run It』にも注目だ。

幼い頃から、父が率いる犯罪組織のもとで厳しい修行に耐えてきたシャン・チー（シム・リウ）は、誰にも負けない“最強”の存在となった。しかし心優しい彼は、後継者の道を自ら閉ざし、戦うことを禁じて自らの過去と決別。アメリカ・サンフランシスコで、平凡なホテルマンとして暮らすことを決意した。しかし、伝説の腕輪テン・リングスの力によって世界に危機をもたらそうとする父の陰謀に巻き込まれ、その力をついに解き放つ……。

「自分の人生について話したくないのはわかる。だけど、腕がデカい刀になってるヤツが、バスを真っ二つにしたんだよ！」。ケイティ（オークワフィナ）がシャン・チー（シム・リウ）に詰め寄る場面から始まる今回の映像では、バスやビル、平原を舞台にしたアクション、そしてアボミネーションvsウォン（ベネディクト・ウォン）の新ショットなどをたっぷりと見ることができる。

そのほか、シャン・チーの父である“マンダリン”ことウェンウー（トニー・レオン）の「運命から逃れることなどできない」という言葉や、ケイティがシャン・チーに「シャン」の発音を確かめるコミカルなやり取りも。「シャン」「シャン」と言い合った後、シャン・チーが「S.H.A.N.G、シャン」と言い直すと、ケイティは「そう言ったけど？」と応じる。

なお、『シャン・チー』公開まで1ヶ月を切った今、マーベル・スタジオは連日にわたるプロモーションを展開中。今回の映像に先がけては、父子の関係にフォーカスを当てた「Power」も公開されている。

なお、ウォルト・ディズニー・カンパニーのボブ・チャペックCEOは、『シャン・チー』をディズニープラスとの同時配信ではなく、45日間は劇場独占公開とする方針をあらためて強調。投資家向けのカンファレンスでは、「我々にとっても興味深い実験になるでしょう。劇場公開の45日後にマーベル作品を配信することは、我々の今後に影響を与える、新たなデータ・ポイントになると思います」と語られた。

映画『シャン・チー／テン・リングスの伝説』は2021年9月3日（金）全国公開。

Source: Comicbook.com