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『シャザム!~神々の怒り~』新予告、バトルシーンがめちゃくちゃスケールアップしている

DCコミックス原作『シャザム!』(2019)の続編映画、『シャザム!~神々の怒り~』の新たな予告編映像が米公開された。前作『シャザム!』はコメディ要素も強く、これまで公開されていた予告編映像もややコメディテイストが強かったが、この度の映像はかなりダイナミックな雰囲気だ。

古代の魔術師から6人の神のパワー(S=ソロモンの知恵、H=ヘラクレスの剛力、A=アトラスのスタミナ、Z=ゼウスの万能、A=アキレスの勇気、 M=マーキュリーの神速)を授けられた現代に生きる少年、ビリー(アッシャー・エンジェル)。魔法の言葉「シャザム!」を唱えると、“見た目はオトナ、中身はコドモ”のスーパーヒーローに大変身する。

そんな半人前ヒーローのシャザムは、大人の事情が理解できず、神々を怒らせてしまい、“神の娘たち”が巨大モンスターを引き連れて地球に襲来。映像の冒頭では、ルーシー・リューが演じるカリプソがスタジアムでヤバそうなモンスターを召喚している。

ヘレン・ミランが演じるヘスペラは、「戦争だ」「この世界の覇者であっても、我々は止められまい」とシャザムに迫るが、その場所はなぜか庶民的なフードコートである。シャザムが「とても恐ろしいですね、本当に」と困惑すると、ヘスペラは突然立ち上がってシャザムを文字通り蹴り飛ばす。

『シャザム!』前作で描かれたように、主人公の少年ビリーとそのファミリーはみな、「シャザム!」の呪文でスーパーヒーローに変身する。一同はカラフルなコスチュームで現場に駆けつけるが、今度の敵は“神の娘たち”ということであまりにも強大だ。しかも、「子どもたちが神々の力を奪った」ということで、仲間のスーパーパワーが奪われていく。

シャザムは「力が欲しいなら、奪いに来い!」と叫び、魔法の杖と共に突進。ドラゴンの魔物と街中で壮大なバトルを繰り広げる。ところが映像の途中でシャザムは魔術師に「無理だ。力を取り戻さないと。そもそもアンタが与えてくれた力なんだから、取り戻すことだってできるだろ?」と迫っていることから、シャザムもスーパーパワーを奪われる展開となりそうだ。魔術師は「私は力に相応しい者を何千年もかけて探し出した。何をすべきかは、お主が分かっているはずだ」と説いているので、シャザムは自力で巨敵に立ち向かうことになるのだろう。

主要キャストには、シャザム役のザッカリー・リーヴァイ、ビリー役のアッシャー・エンジェル、フレディ役のジャック・ディラン・グレイザーらが前作から続投。さらに、アトラスの娘へスペラをヘレン・ミレン、カリプソをルーシー・リューが演じ、『ウエスト・サイド・ストーリー』(2021)のマリア役でゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞したレイチェル・ゼグラーもキャストに名を連ねている。監督を担当したのは、前作に引き続きデイビッド・F・サンドバーグが務めた。

DC映画『シャザム!~神々の怒り~』は、2023年3月17日(金)に日米同時公開予定。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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