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【ネタバレ】「シー・ハルク」第3話、あのカメオ出演はいかにして実現したのか? ─ シー・ハルク役「夢が叶いました」

シー・ハルク:ザ・アトーニー
(c) 2022 Marvel

この記事には、「シー・ハルク:ザ・アトーニー」第3話のネタバレが含まれています。

ミーガン・ザ・スタリオンが本人役で登場

シー・ハルク:ザ・アトーニー
(c) 2022 Marvel

「シー・ハルク:ザ・アトーニー」第3話では、シー・ハルク/ジェニファー・ウォルターズ弁護士が、アボミネーション/エミル・ブロンスキーの代理人となり、仮釈放に向けて奮闘していく姿が描かれた。もっともウォルターズは自身の仕事だけでなく、デニスという元同僚が巻き込まれた事件にも一役買うことになったのだ。

その事件とは、デニスが元恋人から大金を騙し取られたというもの。彼を騙した相手というのは、ニュー・アスガルドのライト・エルフ。デニスを誘惑するため、実際の人気ラッパーであるミーガン・ザ・スタリオンとして姿を変えていた。そのことでデニスをからかっていたウォルターズは本件の弁護人を務めることはなかったが、本編終盤では彼の法廷で証言することになる。デニスを助けるために行ったことかはさておき、ウォルターズの証言により彼は救われる結果になった。

そしてなんと、その法廷には本物のミーガン・ザ・スタリオンがいた。傍聴席で見守っていた彼女は、裁判が幕を閉じると、「ミーガン・ザ・スタリオンは1人だけ」と声を出して周囲を驚かせたのである。

もっとも、ミーガン・ザ・スタリオンが登場したのはこの場面だけではない。本編終了後のポストクレジットシーンでは、ミーガン・ザ・スタリオンがウォルターズを自身の弁護士として雇う様子が描かれ、「Body」のダンスをふたりで踊る姿も映し出されていたのであった。

ミーガン・ザ・スタリオンといえば、グラミー最優秀新人賞にも輝き、世界中から絶大な支持を得るラッパー。クィーン・ラティファやアイス・キューブのように、ラッパーだけでなくさまざまなジャンルで活躍する人物を手本にして活躍の幅を広げているというミーガン・ザ・スタリオンだが、どんな経緯で本作に出演することになったのだろうか?

TV Lineのインタビューに、ショーランナーでありヘッドライターのジェシカ・ガオが登場。ミーガン・ザ・スタリオンのカメオ出演について、「あのストーリーには、有名かつ成功してい美しい女性が必要になるとわかっていたんです」と経緯を振り返っている。「私たちはあらゆる可能性を検討していました」というガオだが、タイタニアとしてキャスティングされているジャミーラ・ジャミルのおかげで、ミーガン・ザ・スタリオンの出演が決まったという。

「(HBO Maxの)『Legendary』という番組で一緒に仕事をしていてことから、ジャミーラはミーガンのことを知っていたみたいなんです。それでジャミーラが話を持ちかけてきたんです。ただ、“本当じゃないなら言わないで!私たちをからかわないで!”という感じでしたよ。」

ちなみに、ミーガン・ザ・スタリオンとウォルターズのポストクレジットシーンでのダンスは、カット・カイロ監督いわく、ウォルターズふんするタチアナ・マスラニーがファンだったからことから、「当日台本に追加したものだった」そうだ。マスラニー本人は、「夢が叶いました」と喜びの声をあげている。あれはまさに興奮のダンスシーンだったというわけだ。

ドラマ「シー・ハルク:ザ・アトーニー」は、ディズニープラスにて独占配信中。

Source:TV Line

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。