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『スポーン』リブート版、主演はどうなる?ジェイミー・フォックス残留なるか ─ 「彼こそが第一希望」とトッド・マクファーレン

ジェイミー・フォックス
©John Bauld https://www.flickr.com/photos/themollusk/48693984158/

リブート版映画『スポーン(原題)』について、原作・プロデュースを担当するトッド・マクファーレンが、主演に『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)『ベイビー・ドライバー』(2017)などで知られるジェイミー・フォックスを起用する意向を改めて強調した。

本作は、任務の最中に殺害されたCIAの工作員アル・シモンズが、最愛の妻と再会するため、地獄の軍団構成員「ヘルスポーン」として現世に戻る物語。2018年5月の報道では、アル・シモンズ/ヘルスポーン役をジェイミー・フォックスが演じると伝えられたが、すでに当時から6年近くが経過しつつある。いまだ実現していない本作に、ジェイミーが今も残留しているかは未知数だ。

もっとも米ScreenRantのインタビューにて、マクファーレンは「ジェイミーこそが」自分のスポーンであると力を込めている。

「ある時期に特定の人が関わっていても、スケジュールの問題が出てくる、それがハリウッドです。たとえば最高の監督を求めても、“この企画はこの枠で、この時期に撮影を”と言われれば、監督の予定が空いているとは限らない。すると選択肢は、“待つか、別の道に進むか”の二択しかありません。

我々はみな、最初に集まったチームがどうにか全員関われることを祈っています。ただし、すべては成り行き次第。なぜなら、最終的に決断を下すのは1億ドルを投資する人々だからです。けれど、ジェイミーこそが私の第一希望です。誰かにそうじゃないと言われるまでは、ジェイミーがその人なのです。」

また、2018年7月には、刑事トゥイッチ・ウィリアムズ役にジェレミー・レナーが起用されたとも報じられていた。ただし、ジェレミーの関与は脚本の出来次第とされており、現時点では企画から距離を置いているとみられる。

現在、マクファーレンは2024年内の企画実現を目指して準備を進めており、既報の通りブラムハウス・プロダクションズを製作に迎える方法以外に、ハリウッド以外での製作も視野に入れているという。完成までの道のりは遠そうだが、ジェレミーを主演俳優に迎える希望は今も変わっていないようだ。

ちなみに、ジェレミーは2023年4月に救急搬送されたのちに療養に入っており、同年12月、初めて公の場に姿を見せた。ジェレミーが出演したいくつかのプロジェクトは現状がわからなくなっており、今後の活動についても不明だ。

Source: ScreenRant

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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