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『ビッグバン☆セオリー/ギークなボクらの恋愛法則』思いっきり笑える人気シットコム、アメコミファンにおすすめ ─ おうち時間に観たいシリーズ作品を1日1本紹介

ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則
(C)Warner Bros. Entertainment Inc

新型コロナウイルスの感染拡大防止のための「緊急事態宣言」も、どうやら長引くことになりそうだ。いつもなら話題の大作映画がやってくるゴールデン・ウィークも、今年はずっとおうちで過ごすことになりそう。

そんな時だからこそ、たっぷり時間を使って「シリーズもの」に手を出してみてはいかがだろう。海外ドラマやリアリティ番組、ドキュメンタリー・シリーズなど、THE RIVER編集部メンバーいちおしのタイトルを8日連続で1日1作ご紹介。話題作から、ちょっぴりマイナーなものまで、イチオシ作をぜひお楽しみいただきたい。

2日目はSAWADYより、「ビッグバン☆セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」をご紹介。

ビッグバン☆セオリー/ギークなボクらの恋愛法則

外出することが出来ない今だからこそ、自宅でも解放感を全開にして思いっきり笑うことができるようなコメディ作品をご紹介したい。

筆者が紹介するシットコムシリーズ「ビッグバン☆セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」で物語の主人公となるのは、飛び抜けて高いIQを持つ草食系オタク男子たち。内気で妄想しがちなレナード、論理至上主義な皮肉屋シェルドン、女性を前にすると無口になってしまうラージ、マザコンナルシストのハワード、と強烈な個性を持つ4人だ。普段はカリフォルニア工科大学の科学者として日々を過ごす4人だが、仕事が終われば「ギーク」(卓越した知識を持つ人の意)なオタクへと変貌を遂げる。大好きな『スター・ウォーズ』や『スター・トレック』、アメコミへの愛をぶつけ合うのだ。その様は時に過激さを増し、ハロウィーン・パーティーで扮するアメコミキャラクターの奪い合いを始めたり、お気に入りのコミックを巡って口論したり…そんな本シリーズの醍醐味は、その頭脳明晰な大の大人が見せる幼稚な行動のギャップにある。

そして、面白いのは、そんなギークな4人が繰り広げる恋模様だ。本作の物語は、ルームメイト同士であるレナードとシェルドンの住むアパートの向かいの部屋に、1人のセクシーな独身ブロンド美女ペニーが引っ越してくる所からスタートする。しかし、これまでに現実での女性経験がゼロな4人は予期せぬ女神の到来にタジタジ。とはいえ、ペニーのハートを射止めることこそがアメリカンドリームへの一歩。レナードらはあり余るスケベな知識を駆使しながら大人への階段を登り始めていくのだ。

豪華な著名人のカメオ出演も見どころの1つ。『スタンド・バイ・ミー』(1986)「新スタートレック」(1987-1994)などで知られ、自らを“ギーク”と名乗る俳優ウィル・ウィートンや『スター・ウォーズ』ルーク・スカイウォーカー役などで知られるマークハミル。そして、マーベル・コミックのレジェンドであるスタン・リーも本人役で登場する。アメコミファンやアメリカン・ポップ・カルチャーがお好きな方なら、絶対にハマるはずだ。

「ビッグバン☆セオリー/ギークなボクらの恋愛法則」では、1シーズンあたり20話前後の全12シーズンが製作された。ボリュームがあるように感じられるかもしれないが、1話ごとの尺は約20分と比較的短いのでサクッと鑑賞できる。自分の好きなゲストが登場する回だけピックアップするのも良いだろう。

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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