「最近、映画をマーベル化しがち」『プラダを着た悪魔2』メリル・ストリープ、人生は「もっとごちゃごちゃしているから面白い」

名優メリル・ストリープは、約半世紀にもわたり第一線で活躍を続けている。ハリウッド最高峰として現役でい続けるストリープが、最近の映画に対して思うところ、そして最新作『プラダを着た悪魔2』を魅力に思うところを語った。
前作から20年ぶりの続編となった『プラダを着た悪魔2』にて、ストリープはファッション誌「ランウェイ」編集長ミランダ・プリーストリーを再演した。アンディを演じたアン・ハサウェイ、エミリーを演じたエミリー・ブラントとともにラジオ番組「Hits Radio」に出演したストリープは、番組パーソナリティから「続編ではミランダの柔らかい側面が多く見られた気がします。“こんな会話、見てちゃいけない気がするな”って瞬間が何度かありました」と切り出された。ストリープは愉快そうに笑いながら、「どうでしょう、現実的な見方をしているように思います」と持論を述べている。
「最近、私たちは映画を“マーベル化”しがちだと思うんです。悪役がいて、いい人がいて、それがすごく退屈なんです。でも人生で本当に面白いのは、欠点のあるヒーローもいるし、悪役の中には人間味があって面白味があって、独自の強みを持っている人もいるということなんです。だから、この映画のそういうところが好きなんです。もっとごちゃごちゃしているものなんです。」
完璧な仕事人のように思えたミランダも続編では窮地に立たされ、アンディやエミリーの助けを借りる。アンディと再会した直後は「失礼だけど、どちら様?」と変わらずの塩対応で振舞うが、時には弱みをさらけ出し、はたまた熟練の頼もしさを発揮している。アンディやエミリーもまた、ずっと順風満帆だったわけではなく、時代の変化やプライベートにも翻弄されてきた。ストリープのいう「もっとごちゃごちゃしたもの」こそが本作のコアなのかもしれない。
「カットされる前のシーンもたくさんあるはずですよね。ノーカットバージョンか未編集バージョンが見たいです」とせがまれると、ブラントが「私たちのおふざけとかアドリブとか全部入れると5時間になるでしょうね。変なジョークだらけの完全に違う映画になりますね」と目配せし、ストリープとハサウェイも納得の表情を浮かべている。
『プラダを着た悪魔2』は大ヒット公開中。
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Source:Hits Radio
























