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IMAX側も「『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』を上映できればよかったのですが」 ─ 『デューン3』が独占、代替案「Infinity Vision」は「ブランディング戦略」

アベンジャーズ/ドゥームズデイ
(C) 2025 MARVEL.

ディズニーが提案するプレミアム・ラージ・フォーマット(PLF)の新規格「Infinity Vision(インフィニティ・ヴィジョン)」は、「彼らなりのブランディング戦略」である──。IMAXのリチャード・ゲルフォンド社長が自身の見解を明かした。

Infinity Visionは、2026年4月にディズニーが発表したもので、9月の『アベンジャーズ/エンドゲーム』再上映からスタートし、続く『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(12月18日 日米同時公開)でも採用されるもの。背景には、同日公開の『デューン 砂の惑星PART3』がIMAX上映を3週間独占するため、『ドゥームズデイ』をすぐにIMAX上映できないという事情がある。

The Hollywood Reporterによると、ゲルフォンド社長は、ロンドンで実施されたカンファレンス・イベントにて「我々も『アベンジャーズ』を上映できればよかったのですが、そのことはディズニーも理解しています。きっと、ディズニーは(『ドゥームズデイ』も)うまくやることでしょう」と語った。

もっとも、“IMAX上映がなければ新規格を作ればいいじゃない”と言わんばかりのInfinity Vision誕生には、ゲルフォンド社長はやや現実的な見方をしている。

「彼ら(ディズニー)は、Infinity Visionというマーケティング手段を作り出すことで、自社の作品を“ブランディング”できるようにしました。注意しておくべきは、スクリーンはまったく追加されないということ。彼らなりの、一種のブランディング戦略なのです。」

発表によると、Infinity Visionはディズニーが世界中の映画館との協働によって導入する新たな認証制度。「最大限のスケールにふさわしい最大のスクリーン」「優れた明るさと鮮明さを実現するレーザープロジェクション」「完全没入型のプレミアム音響フォーマット」の厳格な基準を満たしていることを保証するもので、この新基準にふさわしいスクリーンは北米で75以上、全世界で300以上存在するという。

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Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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