『オデュッセイア』世界興収10億ドル突破、ノーラン史上最高ヒット目前 ─ 非バットマン映画で初の大台

クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』が、全世界興行収入10億ドルの大台を突破した。ノーラン作品が10億ドルに到達するのは『ダークナイト』(2008)、『ダークナイト ライジング』(2012)に続く3作目。バットマン映画以外では初となる。
米Deadlineが報じている。『オデュッセイア』は7月17日の米国公開から約3週間で10億ドルを突破。2026年公開作品としては5本目の10億ドル映画となった。
次なる記録も目前だ。ノーラン監督作品の世界興収歴代1位は、これまで『ダークナイト ライジング』の約10億8,500万ドル。『オデュッセイア』との差は約8,500万ドルまで縮まっており、このまま推移すればノーラン史上最大のヒット作となる見込みだ。
『オデュッセイア』は公開直後から記録的なペースを刻んできた。世界初週末には2億6,410万ドルを稼ぎ、ノーラン監督作品として過去最大の世界デビューを記録。IMAX上映だけでも5,200万ドルを売り上げ、IMAX史上最大の世界オープニングとなった。
勢いは初動だけに留まらなかった。北米では公開2週目も大きく数字を落とさず、公開13日間で前作『オッペンハイマー』(2023)の北米最終興収を突破。8月2日時点では世界興収9億1,139万ドルに達していたが、そこから1週間足らずでさらに約9,000万ドルを積み上げ、10億ドルに到達したことになる。
とりわけ意味が大きいのは、シリーズ作品でもコミック映画でもない『オデュッセイア』が、ノーラン自身の名前を大きな推進力として10億ドル規模に達したことだろう。前作『オッペンハイマー』も世界興収10億ドル目前まで迫ったが、大台には届かなかった。今回はホメロスの古代叙事詩を題材とする約3時間のR指定映画で、ノーランにとって初めて“バットマン抜き”で10億ドルを突破した。
しかも、航海はまだ終わっていない。本作は日本では全国公開すら迎えておらず、2026年9月11日(金)に封切られる。9月4日(金)から10日(木)まではIMAX先行上映も実施予定。日本を含む今後の市場を残した状態での10億ドル突破だけに、『ダークナイト ライジング』を抜くノーラン新記録がどこまで伸びるかが次の焦点となる。
『オデュッセイア』は、トロイア戦争を終えたイタケの王オデュッセウスが、神々の介入や怪物、荒れ狂う海などの試練を乗り越え、家族の待つ故郷への帰還を目指す物語。マット・デイモンがオデュッセウス役を演じ、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロンらが共演する。

映画『オデュッセイア』は2026年9月11日(金)全国公開。IMAX先行上映は9月4日(金)から10日(木)まで。
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Source:Deadline




























