ノーラン新作『オデュッセイア』は「一世代に一度の傑作」、スタジオ幹部が宣言

クリストファー・ノーラン監督の最新作『オデュッセイア(原題:The Odyssey)』は「一世代に一度の傑作」になる──。ユニバーサル・ピクチャーズ幹部が早くも力を込めた。
本作は詩人ホメロスの英雄叙事詩『オデュッセイア』を、ノーラン自身の脚本とIMAXの最新技術で映画化する「神話的アクション大作」。ノーランとマット・デイモン率いる豪華キャストは、2025年2月下旬よりモロッコやギリシャ、イタリアなど各国で撮影中だ。おそらく夏ごろまで撮影は続くものとみられるが、スタジオ側は早くも自信を隠していない。
4月2日(米国時間)、ラスベガスで開催中のCinemaConに登場したユニバーサル配給部門のジム・オール氏は、本作を「明確なビジョンによる、一世代に一度の傑作映画になる」と宣言。「ホメロス本人もきっと喜んでくれるはず」と強調した。その表現には、客席から思わず笑い声もあがっていたという。
ノーラン作品の例にもれず、本作はマット・デイモンが主人公のイタカ王・オデュッセウスを演じること以外、プロットや出演者の役どころは一切明かされていない。既報によれば製作費は2億5,000万ドルもの超高額だが、出演者のジョン・レグイザモは「彼はインディーズ映画のように映画を作っているんです。製作委員会のためにやっているわけでもないし、スタジオの言いなりにもなっていない」と話していた。
一連のユニバーサルの姿勢からは、前作『オッペンハイマー』(2023)でアカデミー賞に輝いたノーランに対する全幅の信頼がうかがえる。間違いなくオール氏は、ノーランが執筆した脚本を読んでおり、作品の全体構想も把握しているはず。未知なる大作のビジョンを知っている、数少ない人物のひとりだ。
出演者はマット・デイモン、トム・ホランド、アン・ハサウェイ、ゼンデイヤ、ルピタ・ニョンゴ、シャーリーズ・セロン、ロバート・パティンソン、ジョン・バーンサル、ベニー・サフディ、エリオット・ペイジ、ヒメーシュ・パテル、ビル・アーウィン、サマンサ・モートン、ジョン・レグイザモ、コズモ・ジャーヴィスら。プロデューサーはエマ・トーマス、製作・配給はユニバーサル・ピクチャーズ。
映画『オデュッセイア(原題:The Odyssey)』は2026年7月17日に米国公開予定。
▼ クリストファー・ノーランの記事

ノーラン『オデュッセイア』音楽は「オーケストラなし、これまで聴いたことのあるようなサウンドはなし」 ─ 古代楽器の再現で挑む新領域 音楽家ルドウィグ・ゴランソンの新挑戦 
ノーラン新作『オデュッセイア』新ビジュアル公開 ─ ムビチケ前売券の発売も決定 巨人兵、襲来 
ノーラン『オデュッセイア』米国でR指定に ─ 前作『オッペンハイマー』に続いて 製作費は2億5,000万ドル! 
ノーラン『オデュッセイア』IMAX上映などのチケットが米販売開始、予約アプリがダウン ノーラン理想の上映形式 
トム・ホランド、『オデュッセイア』と重なった『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』撮影延期を直談判していた ─ ソニー側、ノーランを信頼して応じる 超売れっ子
Source: Variety


























