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クリストファー・ノーラン、ホラーを「もっとやってみたい」 ─ 『オデュッセイア』で恐怖シーン、「欲求が刺激された」

クリストファー・ノーラン
HellaCinema https://commons.wikimedia.org/wiki/File:DunkirkFilmGearPatrolLeadFull.jpg

映画監督クリストファー・ノーランが、最新作『オデュッセイア』でホラー要素に本格的に挑んだようだ。いま、ノーランは「ホラー」というジャンルをより探求したいと考えているという。

The Hollywood Reporterの取材にて、インタビュアーから「あなたにホラー映画を作ってほしいという声がたくさんありますが、『オデュッセイア』にはサブジャンルとしてホラーが含まれていますね」との言葉を受けたノーラン。「もう、みなさんはホラーをやってほしいと頼まなくてもいいんですよ。ただ、チケットを買ってくれれば」とジョークで応じた。

本作はトロイア戦争のあと、イタケーの王・オデュッセウスが故郷に帰るべく危険な旅に出る神話的アクション大作。航海のなか、オデュッセイアは神々や怪物と対峙する……。海外レビューでも、すでに「驚かされたのは、ノーランがここまでホラーの要素を大胆に取り入れたこと」と評されている

前作『オッペンハイマー』(2023)にもホラー的な要素はあったが、『オデュッセイア』の恐怖演出を経て、ノーランは「(ホラーを)もっとやってみたいという欲求が大いに刺激された」と語っている。

「ホラーというジャンルには、コンセプトからきわめて慎重に取り組まなければならないと常々考えています。つまりは素晴らしいアイデアが必要なんです。『オブセッション 災愛』は素晴らしいアイデアがある、とんでもない大成功を収めた映画だと思います。これは技術面の話ではないし、私が技術的にどんなことをしたいかという話でもありません。」

これは以前、「いつかホラー映画を撮ってみたい」と話していた際のノーランのコメントとほとんど同じものだ。前回も今回も、変わらず「大切なのはストーリーです。ふさわしい物語を常に探しているんです」と述べている。

かねてノーランは、ホラーを「映画として非常に面白いジャンル」とも語っていた。「映画スタジオが数多くの作品を送り出している貴重なジャンルでありながら、非常に暗く抽象的。ハリウッドで一般的に忌避されている性質が許容されている」と。

映画『オデュッセイア』は2026年9月11日に全国公開。キャリア史上最高と呼ばれるスペクタクルに、ノーランが取り入れた“恐怖”とは?

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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