『オデュッセイア』盲目の役演じた俳優、特殊コンタクトレンズで1日14時間なにも見えず ─ 「危険なことですよ」

クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』で、盲目の豚飼いエウマイオスを演じたジョン・レグイザモは、撮影中、役柄さながらに何も見えない状態で過ごしていたという。米Entertainment Tonightのインタビューで、特殊なコンタクトレンズを装着したまま、1日12時間から14時間にわたって視界を奪われていたことを明かした。
『ジョン・ウィック』シリーズでは裏社会の修理工場を営むオーレリオ役、『アイス・エイジ』シリーズではナマケモノのシド役の声など、個性豊かな役柄と演技に定評のあるレグイザモ。『オデュッセイア』では、マット・デイモン演じるイタカの王・オデュッセウスに仕える、忠実な盲目の豚飼いエウマイオス役を演じている。
レグイザモいわく、盲目のキャラクターを演じるにあたり、1日12時間から14時間、何も見えない状態だったのだそう。「スマホを見ることも、読むことも、電話をかけることもできませんでした」と語っており、撮影の合間の日常生活にも大きな支障が出ていたことが分かる。
インタビュアーから、片方の目は見えていたのではないかと問われると、「いやいや、もう片方の目もはっきり見えなかったんですよ。何も見えませんでした。トイレに連れていってもらわないといけないし、戻ってくるのも手伝ってもらわないといけない。食事にも連れていってもらわなくちゃいけなかったんです」とコメント。しかし、苦労は物理的なものだけではなく、精神的にもこたえたという。
「ひとりでいるときは、自分の頭の中にいるしかありませんでした。それしかなかったので。自分の考えと向き合う時間が長すぎましたね。危険なことですよ。」
主人公オデュッセウスを演じたマット・デイモンは役作りのために大幅な減量を行った以外に、声を枯らすためにわざと叫びまくり、隣のトレーラーにいたロバート・パティンソンに奇人扱いされてしまった。アテナ役のゼンデイヤはアイスランドでの撮影が極寒すぎて口が凍ってしまったと語っているが、レグイザモの身体的、心理的な負荷も唯一無二と呼べるもの。他にも驚きの逸話を持つ俳優がいるに違いない。
『オデュッセイア』は、ホメロスの古代ギリシャ叙事詩を映画化した本作は、マット・デイモン演じるイタカの王・オデュッセウスが、故郷を目指して壮大な冒険の旅に出る神話的アクション大作。デイモンのほか、息子テレコマス役のトム・ホランド、妻ペネロペイア役のアン・ハサウェイをはじめ、ロバート・パティンソン、ルピタ・ニョンゴ、ゼンデイヤ、シャーリーズ・セロン、ジョン・バーンサル、ベニー・サフディ、エリオット・ペイジ、ヒメーシュ・パテル、ビル・アーウィン、サマンサ・モートン、ジョン・レグイザモ、ローガン・マーシャル=グリーンら超豪華キャストが勢揃い。10年にもおよぶ壮大なる旅と冒険、数々の困難を描いた叙事詩にて、一同の熱演が期待される。
クリストファー・ノーラン監督最新作『オデュッセイア』は、2026年9月11日(金)全国公開。
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Source:Entertainment Tonight




























