クリス・ヘムズワース、ソー役をずっと続ける意志ナシ ─ 「観客に呆れられるまで演じ続けたくはない」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『マイティ・ソー』シリーズで4作にわたって主演したクリス・ヘムズワースは、今度もずっとソー役を演じ続けたいとまでは考えてはいないようだ。
ヘムズワースはシリーズ4作目『ソー:ラブ&サンダー』(2022)について、少々おふざけが過ぎたかもしれないと、「ちょっと楽しみすぎた。バカバカしくなり過ぎましたね」と反省のコメントをしていたことが話題に。5作目以降にカムバックする意志を米Entertainment Weeklyに尋ねられると、「次のフェーズで何が起こるのか全く分からないので、答えには気を付けないといけないですね」と慎重だ。「『タイラー・レイク』のように、常に話し合いはあります。何も正式に決まらないうちに、周りはアイデアを出し合うものですが、正式なことは分かりません」と答えた。
さらにへムズワースは、あまり長期にわたってソー役を演じるつもりがないことを、次のような言葉で語っている。
「ソーとしてスクリーンに登場した時に、観客が飽き飽きしてウンザリされるまで続けたいとは思いません。観客に求めてもらえて、僕たちもワクワクでして楽しいものがあれば、それは素晴らしいこと。僕は、このキャラクターを何度も再考案できるところが好きなんです。まだ答えは出ていないけど、どのように続編を再び作るのか考えて、少し予測不可能な作品にし続けられるのか、試してみたいですね。」
ソー役での復帰は、5作目のキャラクター像やトーン、その方向性にかかっているようだ。なおヘムズワースは、アルツハイマー型認知症の発症リスクが高いことが判明したことを受け、俳優業から休憩を取ると表明。ソー役についても、「しばらく別のことをやりたい」と話している。
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Source:Entertainment Weekly
Text:Hollywood、中谷直登