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マーベル「ホワット・イフ…?」ティ・チャラは「一種の神話」もたらす ─ チャドウィック・ボーズマン最後の演技、共演者が語る

ホワット・イフ…?
(C)2021 Marvel

マーベル・スタジオが手がけるマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のアニメーション作品「ホワット・イフ…?」には、おなじみのMCU俳優が声優として復帰する。このなかには、2020年8月に急逝した故チャドウィック・ボーズマンティ・チャラ役として名を連ね、生前最後のパフォーマンスを披露することになる。こうしたこともあり作品への注目が集まる中、米Deadlineの取材に応じたウォッチャー役のジェフリー・ライトが、本シリーズでのティ・チャラは「神話的な質」を見せてくれると予告している。

「ホワット・イフ…?」は、実際にMCUの映画作品内で起こった出来事を基に、「もしもあの時、ヒーローたちに別の運命が待っていたとしたら…?」というテーマで、MCUの登場人物たちの“ありえたかもしれない様々なもしもの物語”を描くシリーズ。チャドウィックは、ヨンドゥ率いるラヴェジャーズのメンバーであるティ・チャラを演じることになり、予告編では『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのスターロード/ピーター・クイルのようなティ・チャラの姿が確認されている。

チャドウィックと初めて対面した時のことを振り返ったライトは、「『ホワット・イフ…?』でご一緒できると分かった時は驚きました」と話しながら、「この作品が、私たちが見られる彼の最後のパフォーマンスになります」と物思いに耽っている様子。チャドウィック亡き今、彼について振り返ったライトは「この作品、そして彼が出演してきた作品を通して一番感銘を受けたのは、これら全てはヒロイズムに関することで、その複雑さが描かれているということです」と語っている。

「彼が演技を通じてもたらしたものには、神話のような質があることを見てきました。それも、気品や威厳、力といった彼の人生そのものの神話的な質に比べたら、少し劣るのかもしれません。」

チャドウィックが演じたティ・チャラは、フィクションという垣根を越え、実世界において黒人コミュニティへのエンパワーメントを象徴する存在となった。そしてチャドウィック自身、ティ・チャラをはじめ、ジャッキー・ロビンソン、ジェームス・ブラウンなど、自身が演じてきた役を通して、コミュニティを代表する存在となったのだ。

そんなチャドウィックが最後に演じたティ・チャラを「自分自身ではなく、周りにいるひとを動かすような、世界を変えるキャラクターなんです」と語るのは、脚本を務めたA・C・ブラッドリー。本作品でのティ・チャラを描くにあたり、「彼は変革の渦中にある人間ではなく、世界を変革する人間なのだ」と考えながら取り組んでいたという。「一歩引いて、ティ・チャラだったら、宇宙を変革するために何ができるだろうかと考えました」。

監督を務めたブライアン・アンドリューズは、チャドウィックは本シリーズの「出演契約に最初にサインしたキャストのひとりだった」と話しながら、収録時について「彼は合間合間の情景描写も読みたがっていて、演劇のように作り上げていきたかったようでした」と回顧。同じ役とはいえ、各作品それぞれに真摯に向き合うチャドウィックの人柄がうかがえるようだ。なお、配信開始に先がけて公開された海外ジャーナリストらによる最速レビューでは、ティ・チャラが登場するエピソードへの賛辞が相次いでいる。

マーベル・スタジオのオリジナルアニメーションシリーズ「ホワット・イフ…?」は2021年8月11日(水)ディズニープラスで日米同時配信開始。

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Source: Deadline

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。

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