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『エイリアン』まさかの絵本化、タイトル「AはエイリアンのA」

SF映画の金字塔『エイリアン』(1979)が、まさかの絵本化だ。タイトルは「A is for Alien: An ABC Book(原題)」、日本語でいえば「AはエイリアンのA」である。2024年7月9日に米国で発売される。

本書はリドリー・スコット監督の『エイリアン』に基づき、おなじみエレン・リプリーや猫のジョーンズ、ノストロモ号の乗組員たち、そしてゼノモーフなどのイラストによってアルファベットを学ぶことができる。ということは、「CはチェストバスターのC」「FはフェイスハガーのF」「XはゼノモーフのX」だろうか?

出版はペンギン・ランダムハウスで、長年にわたって愛されてきた絵本シリーズ「リトル・ゴールデン・ブック(Little Golden Book)」のラインナップとして刊行される。公式の商品概要によれば、「おなじみの映画『エイリアン』を楽しいイラストで軽快に再創造した本書は、あらゆる年齢のファンのみならず、全宇宙のリトル・ゴールデン・ブック・コレクターが楽しめる」ものになるという。

なお、リトル・ゴールデン・ブックでは過去に『スター・ウォーズ』や『ゴーストバスターズ』、マーベル・シネマティック・ユニバースのヒーローが絵本化されてきた。最近では「ストレンジャー・シングス」も加わっているが、『エイリアン』ほど大人向けの作品がラインナップされるのは稀有だという。

2024年で誕生45周年を迎える『エイリアン』シリーズは、新作映画『エイリアン:ロムルス(原題)』が2024年8月16日に米国公開予定。テレビドラマ版「エイリアン(原題)」も製作中で、こちらは2025年のリリースを目指しているという。

「A is for Alien: An ABC Book」

Source: Entertainment Weekly

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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