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日本とイタリアの2大巨匠の傑作が大スクリーンで蘇る!午前十時の映画祭7『続・夕陽のガンマン/地獄の決闘&七人の侍』

クリント・イーストウッド主演のマカロニウエスタンで名を上げ、寡作ながらも数々の傑作を生みだしたセルジオ・レオーネ監督。
フランシス・フォード・コッポラやジョージ・ルーカスを始め、世界の映画監督から尊敬され、『姿三四郎』で監督デビュー後、遺作となる『まあだだよ』まで、これまた数々の傑作を作り出した日本が誇る黒澤明監督。

このイタリアと日本の今は亡き名匠の傑作2本が、全国で朝10時から名作映画を上映する人気企画午前十時の映画祭7”で「最後に勝つのは誰だ」と題して10/8(土)~11/4(金)まで上映される(上映はグループAとBに分かれているので、お近くの映画館にご確認を)。


まずはレオーネ監督、クリント・イーストウッド主演の『続・夕陽のガンマン/地獄の決斗』。奇しくも黒澤明監督の『用心棒』を翻案した『荒野の用心棒』を始めとするイーストウッド主演3作の中の1本で、南北戦争末期に隠された金貨を狙う3人のガンマン(イーストウッド・善玉、リー・ヴァン・クリーフ・悪玉、イーライ・ウォラック・卑劣漢)の争奪戦を描く。レオーネ監督らしい顔のアップの繰り返しやエンニオ・モリコーネの音楽など、観客のテンションを上げるような独特の演出と、3人の俳優たちの演技合戦が最大の見どころだ。長らく劇場では上映されなかった本作だが、今回はブルーレイなどで発売されているものの、日本の劇場では初上映となる2時間59分バージョンというのも、映画ファンなら(筆者もそのひとりだが)嬉しくなること間違いない。

そして、黒澤明監督、三船敏郎、志村喬ほか、豪華キャストが共演する傑作『七人の侍』。最新のレストア技術で映像、音声共にクリアによみがえった“4Kデジタル・リマスター版”というのが売りで、筆者は一足先に先月、TOHOシネマズ日本橋で行われた完成披露試写で観たが、かなり前に観たフィルム上映の時とは段違いに傷やノイズがなくなった鮮明な映像と、より聞き取りやすくなった音声で、まるで新作を観ているような感覚になった。映画の面白さは言うまでもないが、さらにその面白さが増したと言っても過言ではない。来年1月にはジョン・スタージェス監督、ユル・ブリナー主演の『荒野の七人』をリメークしたアントワーン・フークア監督、デンゼル・ワシントン主演の『マグニフィセント・セブン』も公開されるので、その原点ともいえるこの『七人の侍』を観ておくにはいい機会だろう。

今回上映されるこの2作品、4K上映されるので(場合によっては4Kではないこともあるのでご確認をお忘れなく)、映画館の大画面でぜひご堪能いただきたい!

午前十時の映画祭 公式サイト

Writer

小原 雅志
masashiobara小原 雅志

小学館のテレビ雑誌『テレパル』の映画担当を経て映画・海外ドラマライターに。小さなころから映画好き。素晴らしい映画との出会いを求めて、マスコミ試写に足しげく通い、海外ドラマ(アメリカ、韓国ほか)も主にCSやBS放送で数多くチェックしています。

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