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『ベン・イズ・バック』ルーカス・ヘッジズの魅力をジュリア・ロバーツと『名探偵ピカチュウ』女優が語る ─ 「絶対に共演したかった」

ベン・イズ・バック
©2018- BBP WEST BIB, LLC

アカデミー賞(R)主演女優賞に輝くジュリア・ロバーツが“キャリアの頂点”ともいわれる演技を見せる主演最新作『ベン・イズ・バック』より、物語の核を担う薬物依存症の息子ベン役を演じたルーカス・ヘッジズに迫る特別映像が到着した。

ベン役のルーカスは、本作の脚本・監督を務めたピーター・ヘッジズの実の息子。父親の映画には絶対に出ないと決めていたルーカスは、なぜ出演を決意したのか? 母ホリー役のジュリア・ロバーツと、妹アイヴィー役のキャスリン・ニュートンが語っている。

本作への出演にあたって、ジュリア・ロバーツがピーター・ヘッジズ監督に唯一リクエストしたこと、それが息子のベン役にピーターの実子ルーカスを起用することだったという。ルーカスが父親の映画に出ることを快諾したのは、ジュリアからのラブコールがあったためだったのだ。ジュリアはルーカスとの共演について「長い時間を共有しました。撮影前から一緒に過ごしたんです。彼は才能豊かで、素晴らしい人」と称賛。

また『スリー・ビルボード』(2018)『レディ・バード』(2018)で共演し、前者では本作と同じく兄妹役を演じたキャスリン・ニュートンは、ルーカスについて「私の本当の兄」と笑う。「(本作の)オーディションに絶対に受かりたいと思いました。ルーカスの映画には全部出たい、絶対にやりたかった」と、ルーカスとの再共演を強く望んでいたことを明かしている。

ベン・イズ・バック
©2018- BBP WEST BIB, LLC
ベン・イズ・バック
©2018- BBP WEST BIB, LLC

演技の実力はもちろんのこと、共演者から絶大な信頼を寄せられる息子ルーカスとの“親子初共作”となった本作について、ピーター監督は「息子と一緒に作品を作れるなんて思ってもいなかったし、夢のようなプロジェクトだった」と語る。「僕にとって一番大切だと言っていいぐらい意味のある重要な映画で、世の中に伝えるべき非常に大切なストーリーだということを、ルーカスも脚本を読んで感じてくれたんです」。

ベン・イズ・バック
©2018- BBP WEST BIB, LLC

ジュリアが「深い信頼関係が出来ました。凍えそうな深夜でも一緒に乗り越えてきた」と振り返るように、撮影が始まる前から、3人はジュリアの自宅に集まって長い時間を過ごし、家族ぐるみで親交を深めたという。3人の強い絆が作品にも活かされ、劇中には“リアル”な家族の姿が垣間見える。深い信係を築き上げたキャストと監督だからこそ描けた複雑であたたかい家族の姿を、是非劇場で確かめてほしい。

『ベン・イズ・バック』

クリスマスイブの朝、19歳のベンが薬物依存症の治療施設を抜け出して自宅に戻ってきた。母親ホリーはベンを温かく迎え入れるが、妹アイヴィーと継父ニールは生活を脅かされることへの不安を募らせる。その夜、一家がクリスマスの催しから戻ると、家の中が荒らされ、愛犬が消えていた。おそらく、かつての仲間の仕業だろう。ベンが過去を清算しようとする中、ホリーは息子の人生に脅威をもたらす恐ろしい事実を知る。ホリーは息子を守ると決意するが、ベンは家族の前から姿を消してしまい……。

ベン・イズ・バック
©2018- BBP WEST BIB, LLC

母親ホリー役は『エリン・ブロコビッチ』(2000)でアカデミー賞(R)主演女優賞を受賞したジュリア・ロバーツ。息子ベン役は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』(2016)のルーカス・ヘッジズ、妹アイヴィー役は『名探偵ピカチュウ』のキャサリン・ニュートン、継父ニール役はエミー賞受賞俳優コートニー・B・ヴァンスが演じる。監督・脚本は『ギルバート・グレイプ』(1994)原作・脚本、『アバウト・ア・ボーイ』(2002)監督のピーター・ヘッジズが務めた。

映画『ベン・イズ・バック』は2019年5月24日(金)より全国公開中。

『ベン・イズ・バック』公式サイト:http://benisback.jp

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THE RIVER編集部THE RIVER

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