Menu
(0)

Search

『ブレット・トレイン』サンドラ・ブロックの吹き替えは米倉涼子 ─ ブラック・ウィドウ以来の声優業

ブレット・トレイン

伊坂幸太郎の小説「マリアビートル」をハリウッド映画化した『ブレット・トレイン』の日本語吹替版で、サンドラ・ブロック演じる謎の女・マリアの声を俳優の米倉涼子が担当していることがわかった。米倉がハリウッド映画の吹き替えを担当するのは、マーベル・シネマティック・ユニバース作品のブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)以来。あわせて、日本語吹替版の本編映像も到着している。

世界一運の悪い殺し屋・レディバグが請けたミッション、それは東京発の超高速列車でブリーフケースを盗み、次の駅で降りること。簡単な仕事のはずが、次から次へと乗ってくる殺し屋たちに命を狙われ、降りたくても降りられない。最悪な状況の中、列車はレディバグと殺し屋たち10人を乗せたまま終着点・京都に向かう……。

米倉が吹替を担当するマリアは、ブラッド・ピット演じる殺し屋レディバグに、電話越しに指令を出す重要なキャラクター。ミッションを完了し、次の駅ですぐ降りるはずだったレディバグには、やがてマリアも予想しなかったアクシデントの数々が降りかかる。謎に包まれた存在であるマリアは、仕事復帰したばかりのレディバグに的確な指示を出しつつ、唯一の味方として、時に励まし勇気づけることで彼を任務遂行へ導こうとする。

ブレット・トレイン
2469353

 

米倉は本作について、「度重なるアクシデントで息も止まってしまいそうでした。(アクションについて)見応えがあり、瞬きもできないほど!」とコメント。吹替という形でブラッド・ピットと共演したことについては、「小さい時から見ている大御所俳優なので、画面を通じて一緒にお芝居しているという感覚だけでも嬉しかったです」と喜びの気持ちを語った。

多くの個性的なキャラクターがひしめく本作だが、米倉は「全員魅力的で、一人ひとりの戦い方も面白かったんですけど、やっぱり真田広之さん(エルダー役)が日本人として、しかもメインキャラクターとして出られているのは、とても嬉しいです。すごく仲良くさせていただいている俳優さんなので、私まで誇り高い気分で見ていました」と笑顔を見せた。「相変わらず殺陣は上手だし、もうハリウッドスターだなって。羨ましいな、ここまで来る所まで苦労されているのを、ずっと見てきていますから……カッコイイなと思います」。

ブレット・トレイン

ちなみに映画のキャッチコピーになぞらえ、“人生最悪の瞬間”を聞かれた米倉は、「私、最悪が一杯あるんですけど」と前置きしつつ、「電車にまつわる私の最悪なシーンは、特急電車とホームの間に落ちた事があります」と明かした。「傷だらけです。誰も助けてくれなかったのですが、発車する前になんとか上に這い上がれました。まだ高校生で、制服を着ていたんですよね、短めのスカートにして。腿も10年くらい跡が取れなかったです」。

最後に観客へのメッセージとして、米倉は「アクションとしてもミステリーとしても楽しめる、暑い夏を吹き飛ばす最強のエンタメ作品です。殺し屋を演じたブラット・ピットと、私が声を演じたサンドラ・ブロックの豪華2人の掛け合いも必見です。ぜひ映画館でお楽しみください!」と語った。

映画『ブレット・トレイン』は、2022年9月1日(木)より全国の映画館で公開。

Writer

アバター画像
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly