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あの『キャッツ』、出演者も初見時に困惑していたことを告白「こ、これは」

キャッツ
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空前のロングランヒットとなったブロードウェイ・ミュージカルを実写映画化した『キャッツ』(2019)でジェニエニドッツ役を演じたレベル・ウィルソンが、米番組「Watch What Happens Live!」に出演した際、その劣悪な仕上がりでバッシングの対象となったVFXや、初めて映画を観た時の感想を語った。

本作は劇場公開される前、猫のキャラクターにVFXで“お尻の穴”を施したバージョンが存在していたことが知られている。ファンに「お尻の穴バージョンの映画を観ましたか?」と番組で質問されたウィルソンは、こう答えている。

「お尻の穴は覚えていないですね。デジタル・エフェクトなどが施されていないバージョンを見せてくれたので、スパンデックスのようなタイトな衣装を着た自分たちは見ましたが。その時に初めて映画を観て、“ああ、いいじゃない……?”という感じだったんです。

それ(VFXが使用されたバージョン)は、みんなと一緒にプレミア上映で初めて観たんですが、(うろたえた様子で)“おおっと……、こ、これは……、”となってしまって、そういう反応でした。」

ウィルソンの言葉にならないレスポンスに、司会者とファンも大爆笑に。ウィルソンとしては、VFXが加えられる前はキャラクターのビジュアルに問題ないと感じていた様子。しかし、完成版のVFXの出来には驚きを隠せなかったようだ。

『キャッツ』は批評家の手酷い批判にさらされ、その年の最低映画を選出するラジー賞(ゴールデンラズベリー賞)で、ワースト映画賞を含む9部門にノミネートされる不名誉にあずかってしまった。

本作にはウィルソンのほか、マキャヴィティ役でイドリス・エルバ、ボンバルリーナ役でテイラー・スウィフト、バストファージョーンズ役でジェームズ・コーデン、グリザベラ役でジェニファー・ハドソン、オールドデュトロノミー役でジュディ・デンチが出演。錚々たるキャストが顔を揃えている。

Source:@Watch What Happens Live!

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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