アメコミ映画最高のヴィラン『スパイダーマン』グリーンゴブリン、「切り替えが楽しかった」とウィレム・デフォーが述懐

サム・ライミ版『スパイダーマン』(2002)でウィレム・デフォーが演じたグリーンゴブリン/ノーマン・オズボーンは、アメコミ映画最高のヴィランとして今なお語り継がれる存在だ。主人公ピーター・パーカーの親友ハリーの父にして尊敬される科学者でありながら、邪悪な性格に精神を乗っ取られ、緑の悪魔としてスパイダーマンに迫る二面性は、デフォーの繊細かつ力強い演技力の賜物だろう。
そんなデフォーはサラエヴォ映画祭の講義にて自身のキャリアを統括するトークを披露。デヴィッド・リンチやマーティン・スコセッシ、オリバー・ストーンら巨匠らの仕事について振り返るとともに、『スパイダーマン』についての思い出も披露した。米The Hollywood Reporterが伝えた。
グリーンゴブリンを演じた原点作についてデフォーは、「オリジナルの『スパイダーマン』はとても楽しかった。非常にドラマチックなところから、非常にコミックなところへ切り替えるシーンですね。演じるのはとても難しかったのですが」と述懐。「ユーモアのセンスが素晴らしいが、軽薄ではない」と、ライミ監督の演出を高く評価した。
劇中ではスパイダーマンと激しい格闘を披露。ラストでは砂埃にまみれながら死闘を演じる。こうしたアクション撮影も喜びだったというデフォーは「当時はまだワイヤーを使っていてね。CGも少なかった。運動神経を使うから、楽しかった」と振り返っている。
ドラマ派の作品の多くに出演しながら、アクション撮影も好むデフォー。同役を再演した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)でも、自身でアクションをこなすことを出演の条件としていたという。
グリーン・ゴブリンの本質はノーマン・オズボーンだと、デフォーは以前のインタビューで語っている。「1作目の本質はマスクをかぶっていないノーマン・オズボーンでした」「だって、演じるのはノーマンの役なんだから」。『ノー・ウェイ・ホーム』での再演は、「どこからが復活したグリーン・ゴブリンで、どこまでがノーマンなのかがわからないのが大切だった。そこが芝居のポイントだったんです」と話している。
ハリーには言うな。
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Source:The Hollywood Reporter


























