『スター・ウォーズ』ダース・モール役声優、ジョージ・ルーカスから期待かけられ「じゃあなんでこんなギャラ安いの」と内心思っちゃった話

『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999)でダース・モールの声を担当したピーター・セラフィノウィッツが、ジョージ・ルーカスとの忘れがたいやり取りをユーモアたっぷりに振り返った。
ダース・モールといえば、赤と黒の顔、二枚刃のライトセーバー、そして寡黙ながら圧倒的な存在感で、プリクエル・トリロジーを象徴するヴィランのひとり。スクリーン上ではレイ・パークが演じ、声をセラフィノウィッツが吹き込んだ。
ポッドキャスト番組「Class Clown」登場したセラフィノウィッツが語ったところによると、当時ルーカスから「君は新たなジェームズ・アール・ジョーンズだ」と声をかけられたという。ジェームズ・アール・ジョーンズといえば、もちろんダース・ベイダーの声で『スター・ウォーズ』史に残る存在となった名優だ。そんな大役になぞらえられれば、俳優としては光栄の極み……のはずだった。
ところがセラフィノウィッツの胸中に浮かんだのは、もっと現実的なツッコミだった。「それなら、どうしてこんなクソみたいなギャラなんですか、ジョージ・ルーカス?」。本人はそう内心で思ったと、笑い話として明かしている。
セラフィノウィッツは、ダース・モール役をめぐる自身の経験を以前からたびたび語ってきた。『スター・ウォーズ』の大ファンだった彼にとって、シリーズに参加できたことは大きな出来事だった一方、その扱いや報酬には拍子抜けする部分もあったようだ。もっとも今回の発言も、ルーカスへの恨み節というより、伝説的フランチャイズの舞台裏にあった“夢と現実”のギャップを笑いに変えたものと受け止められる。
ダース・モールは『ファントム・メナス』での登場場面こそ多くなかったが、その後の『スター・ウォーズ』作品で大きく掘り下げられていく。アニメシリーズ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』で復活して以降は、サム・ウィットワーがモールの声を担当。『スター・ウォーズ 反乱者たち』や『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)でも同役を引き継いだ。
ベイダーがジョーンズの声によって映画史に残る悪役となったように、モールもまた、レイ・パークの身体表現、セラフィノウィッツの低く威圧的な声、そしてウィットワーによる後年の複雑な演技を通じて、息の長い人気キャラクターへと成長していった。
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Source:Class Clown
























