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アダム・ドライバー&マリオン・コティヤールが歌唱、レオス・カラックス監督新作の本編映像が米公開 ─ スパークスが作詞・作曲・演奏

https://youtu.be/XgIWalCLzgI

『ホーリー・モーターズ』(2012)などのレオス・カラックス監督、ロック・オペラ・ミュージカル『アネット(原題:Annette)』より、アダム・ドライバーマリオン・コティヤールが歌唱する本編映像が米国公開された。

『アネット』は、カラックスにとって『ホーリー・モーターズ』以来の作品であり、初となる英語作品。アメリカ・ロサンゼルスを舞台に、スタンドダップ・コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)、その妻で世界的に有名な歌手のアン(マリオン・コティヤール)、幸せな日々を送るふたりが織りなす恋愛模様を描く物語だ。ふたりが授かった初子のアネットは、並外れた才能を持つ神秘的な少女であり、理想な生活を送るふたりの人生を大きく変えることになる。

このたび公開された本編映像では、ヘンリーとアンのカップルが、スパークスとカラックスが共同で作詞を担当し、スパークスが作曲・演奏した劇中歌「We Love Each Other So Much」を歌いながら、仲睦まじく森の中を散歩する姿が捉えられている。ヘンリーはアンのことをどこか心配そうな表情を浮かべながら見つめており、ヘンリーの右頬には傷のようなものが刻まれているが、一体何なのだろうか。バラードのように静かに始まった劇中歌だが、バイクのエンジン音とともに激しさを増す。

ロックバンド「スパークス」がストーリーの原案、映画の脚本、オリジナル楽曲の作曲を担当し、『ラ・ラ・ランド』(2016)『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)などのマリウス・デ・フリースがエグゼクティブ・ミュージック・プロデューサーを務めた。

世界を代表する芸術家が集い、早くも映画賞を席巻しそうな本作は、カンヌ国際映画祭で初披露目を迎える。2021年7月6日に初日を迎える同映画祭のオープニングとしてワールドプレミアしたのち、フランスでは同日に劇場公開。米国では、2021年8月6日に劇場公開を迎えた後、Amazon Prime Videoにて8月20日より配信だ。日本の公開情報については不明だが、水原希子や古舘寛治ら日本陣俳優もキャスティングされている。

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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