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アダム・ドライバー主演『フェラーリ』初映像 ─ 伝説カーレースの悲劇、『ヒート』マイケル・マン監督が映像化

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アダム・ドライバー主演、『ヒート』(1995)マイケル・マン監督の最新作『フェラーリ(原題: Ferrari)』より、米ティザー予告映像が公開された。ドライバーは59歳のフェラーリに挑む。

1957年、夏。元レースドライバーにしてカーメーカー「フェラーリ」を創設したエンツォ・フェラーリは、伝説的な自動車レース・ミッレミリアに参戦しようとしていた。しかし、フェラーリの生活は順風満帆とはいかず、会社の経営難や長男の死など、悲劇が立て続けに彼を襲っていたのだ。

この度公開された米ティザー映像では、イタリアで行われる自動車レース、ミッレミリア出場に向けて寡黙に準備するフェラーリが描かれる。その一方で、長男を亡くした悲しみに打ちひしがれ、妻とは激しく口論する彼の姿も。「俺の車に乗りたいなら、勝たねばならない」。映像は、ミッレミリアに全てを賭けようと、レースドライバーに迫るフェラーリで締め括られる。

本作でドライバーが演じるフェラーリは59歳。自身の実年齢からは20歳上の役に挑むこともあり、一瞥しただけではドライバーとは気付き難い。近年は演技の幅を広く見せるドライバーだが、本作ではその円熟具合に注目したい。

共演には、妻のラウラ役で『ペイン・アンド・グローリー』(2019)のペネロペ・クルス、愛人のリーナ・ラルディ役で『ダイバージェント』シリーズのシェイリーン・ウッドリー、レースドライバーのピエロ・タルッフィ役で『魔法にかけられて』(2007)のパトリック・デンプシーら。ブロック・イェイツのノンフィクション作品『Enzo Ferrari: The Man and the Machine(原題)』を原作、故トロイ・ケネディ・マーティンの手がけた未発表脚本を基に、『コラテラル』(2004)『ヒート』のマイケル・マン監督が指揮をとる。米Neon配給。

映画『フェラーリ(原題: Ferrari)』は2023年クリスマス米公開。

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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