Z世代が最も観た「スター・ウォーズ」は『クローン・ウォーズ』 ─ ストリーミング視聴調査、実写映画ではなくアニメシリーズが首位に

2026年第1四半期にZ世代が最もストリーミング視聴した『スター・ウォーズ』作品は、アニメシリーズ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』だったことがわかった。
米Nielsenは、5月4日の“スター・ウォーズの日”にあわせて、米国における『スター・ウォーズ』作品のテレビ/ストリーミング視聴データを公開。2025年、米国視聴者は『スター・ウォーズ』作品を合計330億分以上視聴しており、その大部分はストリーミングによるものだったという。ディズニープラスは映画や独占配信シリーズを含む『スター・ウォーズ』作品のハブとして機能している。
その中でNielsenは、2026年第1四半期における世代別の「最もストリーミング視聴されたスター・ウォーズ作品」も紹介している。Z世代は14〜29歳とされ、この層で首位となったのが『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』だった。なお、同データはNielsen Streaming Content Ratingsに基づき、2026年1月1日から3月31日までの総視聴分数をもとにしている。
興味深いのは、Z世代の首位が実写映画ではなく、アニメシリーズだったという点だ。『スター・ウォーズ』といえば、1977年の『新たなる希望』から続く劇場映画のイメージが強い。実際、Nielsenによると2025年の視聴時間では映画群が最大のシェアを占め、個別作品では『エピソード4/新たなる希望』、『ファントム・メナス』、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が上位に入っていた。
一方で、Z世代の視聴傾向では『クローン・ウォーズ』が前面に出た。同作は、アナキン・スカイウォーカー、オビ=ワン・ケノービ、アソーカ・タノらを中心に、映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』と『エピソード3/シスの復讐』の間に起きたクローン戦争を描くアニメシリーズ。劇場映画本編だけでは描ききれなかったジェダイ、クローン・トルーパー、銀河共和国の崩壊に至る過程を、長いエピソード数で掘り下げた作品だ。
世代別の結果を見ると、Gen Alpha(2〜13歳)とBaby Boomers(62〜80歳)では『マンダロリアン』、Millennials(30〜45歳)とGen X(46〜61歳)では『キャシアン・アンドー』が首位だった。つまりZ世代だけが、実写ドラマや映画ではなく、アニメシリーズを最も多く視聴していたことになる。
『クローン・ウォーズ』は、現在の『スター・ウォーズ』展開においても重要度の高い作品である。アソーカ・タノをはじめ、同作で大きく描かれたキャラクターや設定は、その後の実写ドラマにも引き継がれてきた。Z世代にとって『スター・ウォーズ』は、映画館で体験するだけのものではなく、配信でシリーズを追い、アニメと実写を横断しながら広がっていくフランチャイズとして受け止められているのかもしれない。世代ごとに異なる『スター・ウォーズ』の見られ方が生まれつつある。
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Source:Nielsen





























