「ゲーム・オブ・スローンズ」新ドラマ、2022年8月21日に米配信決定 ─ ポスター＆場面写真が一挙公開、ターガリエン家の内乱描く前日譚に

世界的人気を誇るファンタジー巨編「ゲーム・オブ・スローンズ」（2011-2019）の新たなドラマシリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン（原題：House of the Dragon）」が、2022年8月21日より米HBO Maxで配信開始となることが決定した。あわせて、ポスターと場面写真も新たに到着している。

「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は、「ゲーム・オブ・スローンズ」の物語から約300年前に勃発したターガリエン家の内乱に焦点を当てた物語。原作小説『炎と血』（早川書房）は、ドラゴンを従えてウェスタロスを支配したターガリエン家を綴った年代記として、本家でエミリア・クラークが演じたデナーリス・ターガリエンの三代前の当主による征服から150年間を描いている。

配信開始日にあわせて、米国版のティザーポスターと場面写真も一挙に公開された。場面写真では、ターガリエン家をはじめ、「ゲーム・オブ・スローンズ」では登場しなかった新キャラクターが写し出されている。メインキャストは、ヴィセーリス・ターガリエン王役のパディ・コンシダイン、アリセント・ハイタワー役のオリヴィア・クック、レイニラ・ターガリエン役のエマ・ダーシー、デイモン・ターガリエン役のマット・スミス、コーリス・ヴェラリョン役のスティーヴ・トゥーサントの5名になるという。

ところで、このたびの発表の数日前には、「ゲーム・オブ・スローンズ」の米公式SNSで新情報の告知を示唆するような投稿が見られていた。そこでは「Sleep Well（よく眠っておきなさい）」と一言だけが記されていたが、今となっては「配信開始後には睡眠不足になるだろうから」という含みがあったのだろうか。ティザーポスターで示唆されているように、本シリーズには数多くのドラゴンが登場することも判明しており、本家では見られなかった新要素にも期待したい。

ちなみに、2022年9月2日からは、『指輪物語』の語られざる前日譚を描く「ロード・オブ・ザ・リング：力の指輪」の世界配信を控えている。今年の夏は、近年稀に見る史上最大級のファンタジー熱が到来しそうだ。

ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン（原題：House of the Dragon）」は2022年8月21日、米HBO Maxで配信開始。