海外ドラマ『GRIMM/グリム』衝撃のシーズン5突入!キャストからのコメントが到着

海外ドラマ『GRIMM/グリム』シーズン5が、いよいよ2017年5月19日(金)より「海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTV」にて放送される。シーズン4での急転を経て、さらなる展開を迎えるシーズン5を控え、出演者がシーズン5について語ったインタビューが到着した。
出演者が語る『GRIMM/グリム』シーズン5
ドラマ『GRIMM/グリム』は、グリム童話をベースにしたダーク・サスペンス。童話で知られるグリム兄弟の家系は、人間の姿であたりに潜む魔物(ヴェッセン)たちの正体を見抜くことができる。自分がグリムの末裔であると聞かされた刑事ニック・ブルクハルト(デヴィッド・ジュントーリ)は、その能力を活かして、ヴェッセンの関わる事件に挑んでいく……。

主人公ニックと、彼を取り巻く人々
シーズン4のラストで、主人公のニックは母親を失い、さらに恋人のジュリエット(ビッツィー・トゥロック)すら謎の男たちに奪われてしまった。しかしニック役のデヴィッドは、「事態はニックにとってさらによくない方へ向かっていく」と話しており、シーズン5がさらに過酷な内容になることを明かしている。
「今シーズンのニックは、これまでにないほどの激しい怒りで復讐心に燃えている。刑事としての捜査手順なんて考えずにグリムとして復讐を果たそうとするんだ。ドラマが始まった頃のニックは99%が刑事で1%がグリムだったけど、今は完全に逆になったんじゃないかな。刑事であることなんてお構いなしに、ただ血の復讐に燃えているんだ」
そんなニックを支える人物の一人が、ニックの上司であるレナード警部(サッシャ・ロイズ)だ。
「レナードはニックが冷静になって何が大切かを思い出せるように手助けをする。所轄する警察署をまとめるためにも、ニックが平常心を取り戻せるようにしてやらなければいけないんだ。組織として体制を1つにまとめることが必要だからね。レナードはチームとして団結する必要性を一番に考えている。その一方で、レナードは密かな野心をもっていて、常に何かを企んでいる人間だから、その点でもグリムを制することが重要になるんだよ」
またシーズン5の見どころは、ニックの宿敵だったアダリンド・シェイド(クレア・コフィー)が、ニックの子供を出産し、彼と共同生活を始めるところでもある。

「ニックはどうしようもないくらいのどん底にいるの。最愛の人を失って母親も亡くしたんだもの。一方のアダリンドは娘が連れ去られたままでひとりぼっちだから、お互いに悲惨な状況にいる中で、2人の間には絆のようなものが生まれるんじゃないかしら。子供の存在が物事をシンプルにしてくれるの。2人のこれまでの関係や抱えていた問題は後回しにして、目の前にいる子供との生活を大切にしなきゃいけない」
アダリンドを演じるクレアがこう話す一方、ニック役のデヴィッドは「ニックがアダリンドを殺さないのは子供が誕生したからだよ」と述べている。シーズン5は、ニックの母親の死、新たな生命の誕生という大きな出来事から物語がその幕を開けるのだ。アダリンドの思惑、そして二人の関係にも注目したい。
魔物たちの暴動、そのとき人間たちは
また『GRIMM/グリム』シーズン5の大きな軸となるのが、予告映像でもその脅威が十分にうかがえる“魔物(ヴェッセン)たちの暴動”である。これまでのシーズンで主人公ニックを支えてきたヴェッセンのモンロー(サイラス・ウェイア・ミッチェル)、その妻であるロザリー・カルヴァート(ブリー・ターナー)は、そのさなかで葛藤することになるという。
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