トム・ホランド、スパイダーマン役後継に「アドレンス」子役を指名

トム・ホランドが、スパイダーマン役の未来について新たに語っている。自身の後継者として、Netflixドラマ「アドレセンス」で一躍注目を集めた若手俳優オーウェン・クーパーの名前を挙げた。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』でピーター・パーカー/スパイダーマン役に復帰するホランドは、英Esquireのインタビューで、スパイダーマン役としての自身の任期がいつか終わった後も、何らかの形でシリーズに関わり続けたいとの考えを明かした。プロデューサーとして携わることにも意欲があるというが、本人いわく「今後の映画でプロデューサーのクレジットを得るのはかなり難しい」とのこと。それでもホランドは、すでに“次の世代”のことを考えている。
「ロバート・ダウニーが最初の3本で僕にとってメンターのような存在だったように、次の誰かにとって、僕もそういう存在になれたらと思います」とホランド。MCUでアイアンマン/トニー・スタークを演じたダウニー・Jr.は、ホランドにとってオーディションや初期の撮影を支えた先輩であり、劇中でも若きピーター・パーカーの父親的存在として描かれてきた。
では、次にスパイダーマンを演じるなら誰がいいのか。ホランドは「オーウェン・クーパーは素晴らしいと思います」と回答。「もちろん、彼はものすごく才能があるし、今すごく話題の人です」と語った。さらにホランドは、スパイダーマン役が新しい顔ぶれにとって大きな飛躍のきっかけにもなり得ると見ている。
クーパーは、2009年生まれの英国俳優。Netflixのリミテッドシリーズ「アドレセンス」で、同級生殺害の容疑をかけられる13歳の少年ジェイミー・ミラー役を演じ、俳優デビュー。各話がワンカット風に撮影された同作で、クーパーは初のプロ仕事とは思えない繊細かつ強烈な演技を披露。2025年のエミー賞では、15歳にして男性俳優として史上最年少の演技賞受賞者となり、一気に次世代スターの筆頭格へ躍り出た。
興味深いのは、クーパー自身もホランドとスパイダーマンに特別な思いを抱いていることだ。クーパーは以前、ホランドが出演した映画『インポッシブル』(2012)を観て俳優を志したと明かしていた。さらに「スパイダーマンを演じたい」と語ったこともあり、当時からファンの間では次世代スパイダーマン候補として名前が挙がっていた。
ホランドは以前にも、将来的なスパイダーマンの世代交代について言及している。マイルス・モラレス、スパイダーグウェン、スパイダーウーマンといった「次の章」を準備する一員になれたらうれしいと語り、「もしダウニーにしてもらったことを僕もできるなら、夕日に向かってスイングしながら去ることにも満足できる」と述べていた。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でMCUに初登場して以来、ホランド版ピーター・パーカーはダウニー演じるトニー・スターク/アイアンマンとの師弟関係を通じて成長してきた。今度はホランド自身が、次のスパイダーマンを導く側に回る。まだ未来の話ではあるが、本人の口から具体的な名前が出たことは、ファンにとって見逃せない発言だ。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日、日米同時公開予定。
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